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アルフレッド・ステヴァンス  18枚の ジャポニズム 
風俗スタイルの洗練美は、ベルギーの画家 アルフレッド・ステヴァンス ならでは。マネにベルト・モリゾ、ボードレール、ゴンクールという交友関係も頷けますね。

Alfred Stevens (1823-1906), La Parisienne Japonaise, ca. 1872-75 
Liege, MAMAC


端正な美しさを基本とする筆致は、「美」の追求を感じます。この絵のタイトルは、「La Parisienne japonaise ラ・パリジャン ジャポネーズ(1872年)」(Mamac美術館 所蔵)といいます。

メトロポリタン美術館所蔵(The Metropolitan Museum of Art)のステヴァンスの作品は、「The Japanese Robe」(1872年)というタイトルで、同年に作られて、タイトルをわざわざ変えているのは、寓意か、あるいは依頼主の意向があると思われます。水色という色、マネのナナと同様に、娼婦を描くときに、よく使われる色ですよね。鶴などの娼婦を表す寓意は見当たりませんが・・・。

マネやベルト・モリゾとの交友関係で、ふと思ったのですが、ステヴァンスの「La lettre de rupture(The Farewell Note) 1867-1868 ca.(画像)」という絵で、ジャポニズム的な屏風を背後に描かれている女性は、マネの「バルコニー(画像)」で、モリゾの後ろにいる女性に似ているんです。

The Blue Dressさて、1861年の「青いドレス」では、背景に日本の屏風、女性が見つめている壁には、2枚の絵の下に、2羽の鳥が向き合っている柄のクロスが、テーブルにかけられています。手にしている手紙、床に落ちている封筒。(フェルメールにも同じ構図がありましたね。)

この作品の全体像はこちらから。

アルフレッド・ステヴァンスの作品は、日本で人気があるのが、「マグダラのマリア」、「アトリエ」、「秋の花」。

おなじベルギーで、シュルレアリスムのルネ・マグリットが国内でも有名です。アルフレッド・ステヴァンスも、ベルギー美術の魅力展、花と緑の物語展、ベルギー王立美術館展と、毎年目にする機会も増え、図録や美術書、アルフレッド・ステヴァンスの書籍などから、ポスター、カレンダーに至るまで、馴染み深い画家となってきました。

「Meditation」 1872年 Museum of Fine Arts, Boston 所蔵 着物姿の女性、手にはブレスレット2005年のゲント美術館名品展で「マグダラのマリア」は、象徴主義としてフランドルの祭壇画と見ることができます。今回は、ジャポニズムとして、アルフレッド・ステヴァンスの作品を取り上げていますが、ダ・ヴィンチ・コードでも有名になった題材「マグダラのマリア」のほか、ミュシャの四連作の四季と同様の装飾画の四季連作があったり、多くの肖像画など、把握できないほどの作品です。

ですから海外で、よく取り上げられている「青いドレス」(The Blue Dress)、「人生の春」(Printemps de la vie)、「バスルーム The Bath」(The Bath)、「罪なきもの」(The innocence)、「贈り物」(The Present)、「遺書」(The Farewell Note)、「蝶なる女性」(The lady to the butterfly)などは、あまり馴染みが薄いかもしれませんね。

ちなみに服飾史の授業では、「私と一緒に出かける、フィッド?」を取り上げています。(笑) なぜかというと、当時の流行のファッション、装飾品、部屋の様子を講釈するためです。また、ご紹介している絵は、光と影、透けが美しい衣装(どの絵もですが)。ポスターで購入できますが、見事なドレスのマテリアルを表現しているのです。

アルフレッド・ステヴァンスとジャポニスム 作品タイトル 左上:The Farewell Note プライベートコレクション、中央:L'Inde A Paris; Le Bibelot Exotique [India in Paris: The Exotic Curio]、右:In the Country1867年 左下 Portrait of a Woman プライベートコレクション、中央:The Porcelain Collector 1868年 右:Lady with a Japanese Doll 1894年 プライベートコレクション

タイトルは、カーソルを画像に合わせて下さい。

ジャポニズム(ジャポネズリー)というのは、着物を着ている外国人というわけではありませんね。服飾品、装飾品、陶器、陶器の柄、室内の室礼などもそうです。さらに外国人画家が日本人女性を描いたものも多くあります。また、ステヴァンスの描く着物の柄は、モネのような舞台衣装ではなく、江戸衣装人形などの柄から描かれている気がします。

In the Studio, 1888

さて、日本趣味がジャポニズムなら、中国趣味はシノワズリ。アルフレッド・ステヴァンスの作品には、ジャポニズムとシノワズリの融合したような作風も見受けられます。

「The new dress」/ 「The Lady in Pink, 1867」/「Lady At A Window Feeding Birds」/「Preparing For The Ball」プライベートコレクション

1枚目の屏風は、ジャポニズムとシノワズリの融合のような雰囲気で、家具はロココ調を思い起こさせ、シノワズリの印象が強いかなと。2枚目は、キャビネットに象が描かれていますね。東洋的で、どちらかというと、シノワズリ風。手にはお雛様のようなお人形を持っています。画像をクリックすると、少し大きいサイズでご覧いただけます。3枚目(左下)は、壁紙です。シノワズリは花鳥画や赤系統の色調。テーブルには青い模様のティーポットです。ジャポニズム的な色調。4枚目の壁にあるクローゼットとお人形はジャポニズムですが、壁紙がシノワズリ調ですね。

「Young Woman with a Japanese Screen」 by Alfred STEVENS女性の背後には、琳派的な屏風。タイトルも日本屏風とありますが、ステヴァンスは、ゴッホのように浮世絵よりも、琳派的なものを取り入れている気がします。では、ジャポニズム関連記事を紹介。

ジャポニズム的関連記事
*マダム・貞奴
*ジャポニズム
ジャポニズムのカテゴリーから、バルテュスが描いた節子夫人、ピカソの「舞踊家・貞奴」、ゴッホの「広重の模倣 雨の橋」、「花魁」、「タンギー爺さん」のほか、タンギー爺さんに描かれた日本画とを照らし合わせています。 
*ラ・ジャポネーズ
フランスのジャポニズムと日本のアール・ヌーボォーについて
*ホイッスラーのジャポニズム
灰色と緑色のハーモニー スィスリー・アレクサンダー嬢
*ジェームズ・マクニール・ホイッスラーのジャポニズム
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*Madame J. Takeuchi
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*二コーラ作バルテュス夫妻
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*Art de Vivre La Japonaise
モネの描いた着物姿のモネ夫人
*ナナの誕生 ドミ・モンド
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*ウィリアム・メリット・チェイス と ジャポニズム
*ウィリアム・メリット・チェイスとジャポネズリー
*ジョージ・ヘンリー と ジョージ・ヘンドリック・ブライトナー の キモノ ジャポネズリ

Japanesemask
この1枚は、「Japanese Mask」といいます。二人の女性がみている先に、お面があります。クリックして、実際にご覧になられてくださいね。



さてこれまでのアルフレッド・ステヴァンスのジャポニズムのトピックと、画像に使用しているポスターなどの購入先、そして最後3枚のご紹介です。
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| アルフレッド・ステヴァンス | 00:06 | comments(0) | trackbacks(11) | pookmark |