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私はみんなと同じじゃない!
 「伝説とは名声が永遠になることだわ。」(by シャネル)



映画ココ・シャネルから 1913年の回想シーン
(C)2008 ALCHEMY/PIX ALL RIGHTS RESERVED


彼女はいう。
「伝説を持つ人々は、また伝説そのもである。」
だから彼女は、シャネル神話を築きあげるのにそれほど気を配ったのだ。おかげでひどい混乱を撒き起こすことになってしまったのだが。わたしはもう前のわたしじゃない、わたしは自分が創りあげたわたしとして残るだろう、というわけだ。」(ココ・シャネルの秘密より)

ココ・シャネルの秘密の著者、マルセル・ヘードリッヒはシャネルをホメーロスの叙事詩「オデュッセイア」に登場するオデュッセウスの妻ペーネロペー(ペネロペ)にたとえます。

ペーネローペはオデュセウスの留守の間、求婚者たちに悩まされ織物が織りあがったとき、求婚者のひとりを選ぶと告げるのですが、仕上げたばかりのものを解きほぐし、またはじめから織る。

シャネルも飽きることなくはじめからやり直す。(ココ・シャネルの秘密より)



1938年 ココ・シャネル
photo by Roger Schall


シャネルが完璧に仕上げたものはシャネルという伝説。貧しさを隠し、前記事にあげたように小説のヒロインと同じ生活を語るのです。それでも貴族の娘とは言わなかったんですね。

そしてもっとも彼女が心血注いだ伝説は、シャネルの魔法のメゾン・ド・クチュール。

「ねえ、シャネルにする?」
シャネル・スーツ、シャネル・スタイル、シャネル丈、ディティールやスタイルに自分の名をつける。豪華なモード誌、発行部数の多いポピュラー誌がシャネルを宣伝する。そしてなによりボイ・カペルとの恋が彼女の名を流行らせました。

さて30年代から40年代、イタリアの名門出身の若いエルザ・スキャパレリ(エルザ・スキャパレッリ)。彼女はシャネルの伝説を曇らせます。

名門の生まれのエルザも貧しい生まれのシャネルも同じ業界で、同じ社交界で、常に二分するようになるのです。わたしの大好きなマドレーヌ・ヴィオネは二人の表舞台とは別な世界でデザインを続けているのもこの頃。



エルザ・スキャパレリ(1890-1973)
(エルザ・スキャパレッリ)by ホルスト


シャネルとエルザの大きな違いはエルザとのコラボを望んだアーティストたちの才能を自分の成功に結びつけたこと。

ダリの「ロブスターの電話」のドレス、コクトーの詩的シンボルのモチーフを使用した夜会ドレス、ジャン・ユーゴーの彫刻をボタンにし、エルザ・トリオレとルイ・アラゴンはアスピリン(錠剤)のネックレスなどシュルレアリズムなスタイルをつくっていきます。そしてシネマのスターたちが彼女のドレスやニットで遊ぶ。

一方シャネルはクラシック。貞潔さ、趣味のよさ、節度がシャネルの印象になります。ポンピドー大統領(1911-1974)の夫人クロード・ポンピドー(1915-2009)も顧客。エリゼ宮の夕食会でシャネルに大統領は「あなたのところの服だと、わたしも安心できますよ。」(引用:ココ・シャネルの秘密)と話したといいます。

「私はみんなと同じじゃない!」と怒りをもってつぶやくシャネル。こうでありたい理想ではない場所からの叫びは、いつしか理想の場所でシャネルを輝かせます。



クリスチャン・ディオール


さてこのエルザとシャネルの二分は、突然に翳りが襲います。画商だったクリスチャン・ディオールが現れるのです。シャネルはディオールにも反発を感じます。メゾン・シャネルの障害になる才能のものには。

成功への闘志が沸き立つのでしょうか。野心と支配欲と誇りの高さ。彼女の伝説はそうしたものから生み出されたのでしょうね。彼女の「心地よさ」はそこに求められたのでしょう。

このディオールがあらわれる前の1939年のシャネルの写真をみてください。パリがドイツ軍に占領されている間にシャネルはナチスの愛人を囲い、友人も少なくなり、生活も苦しくなる頃です。すでにシャネルのキャリアは終わった、もとの歌手として再出発しようか。そんな時期。

「私はみんなと同じじゃない!」という怒りが彼女の心から消えていたのでした。
| シャネル CHANEL | 18:47 | - | trackbacks(2) | pookmark |
ココ・シャネル 最初の勝利



1920年のココ・シャネル


「女たちは、私がどこで服をつくっているか知りたがってた。特に帽子。百貨店のギャラリー・ラファイエットでただの帽子の原型を買ってきて、それにちょっと飾りを自分でつけただけのものなのにね。」

ココはいつも問いかける。
「こんな暮らしをしていて、いったいお前はどうなるんだろう」

お金に恵まれない生活のなかで・・・。
「こんな暮らしをしていて、いったい私はどうなるんだろう」

不満が長く続くときに皆さんもそうつぶやいたことってありませんか。

でもココはその帽子で最初の勝利を手にしました。田舎の女、オーヴェルニュの女、ただの女だったココ・シャネルが。

なんの変哲もない帽子を買って、ちょっと工夫しただけのもの。女優ガブリエル・ドルジアがかぶり評判になる。1909年から翌年10年のこと。



1910年頃のシャネル


1910年頃のココはまだ「オーヴェルニュの女」という雰囲気ですね。

でもボイ・カペルとの出会いももうすぐ。

ご存知の方も多いと思うんですけどね、ココは「私は他の人とは違っていた」とよく言っていますよね。「ココ・シャネルの秘密」を読んでココはこうなりたいというモデリングがいたんです。

それがピーエル・ドクルセルの小説の一人らしいのです。

「ありのままの自分を見せないために、わたしはその中のヒロインの一人になりすました。」

そのためには嘘もつく。

もし嘘以上の自分になるのなら、嘘も教養なのかもしれません。

「ココ・シャネルの秘密」関連記事
詩人 ピエール・ルヴェルディ ココ・シャネル
ミシアに捧げたマラルメの扇の4行詩 ココ・シャネルの秘密から

そのほかのシャネル記事リンクはこちら
「キ・カ・ヴュ・ココ」 誰かココを見た? 
参考:ココ・シャネルの秘密
| シャネル CHANEL | 21:35 | - | trackbacks(1) | pookmark |
「キ・カ・ヴュ・ココ」 誰かココを見た? 

coco chanel

Gabrielle Bonheur Chanel devint
Coco à la fin des années 1900
© Studio Lipnitzki / Roger-Viollet


so-net のブログのログインができなくなって・・・
こちらにシャネルの記事を継続することにしました。

SO-net 過去記事はこちら
オーヴェルニューのガブリエル プロローグ
「キ・カ・ヴュ・ココ」 誰かココを見た?
ココのビジュウ
この記事をもとに新たにつくりなおそうかとも・・・
トホホのホです。シャネルは次の記事からはじめますね。

本日は予告ということで。
| シャネル CHANEL | 20:45 | - | trackbacks(0) | pookmark |