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絵画のファッションデザイナー タルボット・ヒューズ

Talbot Hughes Echo 1900

タルボット・ヒューズ エコー(エーコー) 1900


エコーは森のニンフ「木霊」ですね。声をあげれば、その声(言葉)に反響するだけで、自分から話すことがありません。

ギリシャ神話(紀元前15世紀頃)において後世に付け加えられたエコーのお話。古代ギリシャよりもずっとあとのヘレニズム時代(紀元前323年-紀元前30年)だと言われています。

パーン神の求愛を断り八つ裂きになったエコー。パーンが笛を吹くたびエコーは木霊するのです。そしてもっとも有名なのがオウィディウスの「変身物語」でのナルキッソスとの恋話。

女神ヘーラーの怒りに触れ、エコーは相手の言葉を繰り返すことしかできなくなり、ナルキッソスに話しかけることもできず、相手にされないエコーは肉体が消滅して声だけになったそうです。


Dress Design: An Account of Costume for Artists and Dressmakers by Talbot Hughes, 1920 edition
 
タルボット・ヒューズの著作本 ドレスデザイン 1920

この作品の画家は、美術と衣装デザインもしていたタルボット・ヒューズです。英国の画家で、父親も兄弟も画家。そんな彼は15世紀からの衣装や装身具などをコレクションしていて、現在はV&A美術館などにあります。

このエコーのステキなドレス。タルボット自身のデザインのドレス。

19世紀は英国を代表する画家の一人にジェームズ・マクニール・ホイッスラーがいます。1872-73年作の「灰色と緑色のハーモニー スィスリー・アレクサンダー嬢」(シスリー・アレクサンダー嬢)」のドレスも画家ホイッスラーのデザインです。

写真家のセシル・ビートンも、タルボット・ヒューズのコレクションを見ています。セシル・ビートンもさまざまな著名人のドレスをデザインした一人です。

Dress Design: An Account of Costume for Artists and Dressmakers by Talbot HughesDress Design - An Account of Costume for Artists & Dressmakers

コメント:画家タルボット・ヒューズの中世時代からの服飾コレクションは、服飾史としても素晴らしいもので、この本は彼のイラストで紹介されています。画家としての絵画作品では女性のドレスも見事です。



| モード史 Mode | 22:41 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
ワーナー社 コルセット ミュシャのポスターから

Warner  Rust-Proof Corsets, 1909. From the work of Alphonse Mucha-kafka

Warner  Rust-Proof Corsets, 1909
by Alphonse Mucha (ミュシャ)


ムハ(ミュシャ)のワーナー社の「錆止めコルセット」のポスターです。いまでいうなら、ユニクロが軽くて薄くて暖かいダウンをCMしているように、画期的なもの。

柔らかい素材を使用したコルセットは錆止め。マリー・アントワネットの時代のコルセットとは違いますね。

記事 マリー・アンワネットのドレス ローズ・ベルタン
記事 シャネル以前 宮廷のクチュリエ ウォルト

ポール・ポワレのコルセットが必要のないドレス、ディオールのコルセットの復活させたドレスなど、行きつ戻りつの時期が続きます。

advertisment for Warner Bros. corset-1890

ワーナー社 ブロスコルセット 1890年


もともとは、シュミーズ、ズロース、コルセット、コルセット・カバー、ペチコートのうえに洋服を着用するわけなんですよ。

過去記事をご覧になった方はおわかりでしょうが、ポール・ポワレ、マドレーヌ・ヴィオネ、ココ・シャネル以前は、パニエを着用するので、ドレスは上から数人の手によって着るんですね。

記事 Henri PRIVAT-LIVEMONT アンリ・プリヴァ=リヴモンの作品

こちらの記事は、マニファクチャー ロイヤルのコルセットの商業ポスターを取り上げています。ぜひ参考にご覧ください。

映画「風と共に去りぬ」では、召使にコルセットの紐を引っ張らせているシーンもあります。1809年のワーナー社のポスターは、同じように背中のひも付きコルセット。

もちろん現代でもおしゃれなランジェリーとしてありますし、医療用にも使用されています。

WarnerBrosCoralineCorsets_page14

Warner Bros Coraline Corsets


ミュシャの描いたコルセットから5年後にワーナー社はブラジャーの特許を買い取ります。そのブラジャーが普及するまでには、それから40年かかるのですね。

また、1909年はココ・シャネルが「CHANEL」を設立した年でもあります。

ファッションが変わればランジェリーも変わる。

シャネルは「コルセットから解放した」と言われていますが、ココより先のクチュリエ ポール・ポワレやランバン、そして時には17世紀のマリー・アントワネットも、そしてレカミエ夫人もコルセットを自ら解放しています。

カテゴリー シャネル CHANEL

Warner?s Rust-Proof Corsets, 1909. From the work of Alphonse Mucha-kafka


ミュシャ(ムハ 1860-1939)は、芸術もファッションも政治も、物凄い時代に生きて活躍していたんですね。

この「ワーナー社 コルセット」を制作した翌年、ミュシャ(ムハ)はチェコに帰国し、あの「スラヴ叙事詩」に専念することになります。

1918年にハプスブルク家が崩壊します。「黒衣の皇后エリザベート」の時代。エリザベート皇后は死ぬまでコルセット愛好家だったと思います。肖像画をご覧くださいね。

ミュシャはこの後、紙幣や切手、国章などのデザインを無償で引き受け、チェコに尽くしますが、ナチスドイツに逮捕され、その年に亡くなります。愛国心が仇になった・・・。

この「ワーナー社 コルセット」とは、ひょっとするとミュシャの最後の商業ポスターなのでしょうか。

ミュシャ関連記事 「ネスレ愛好者に捧げる」 から作品記事にリンクされています。
| モード史 Mode | 18:53 | comments(0) | trackbacks(1) | pookmark |
ヴィヴィアン・ウェストウッド 画家 ヴァトーのドレス



イヴニング・ドレス ヴァトー(ワトー)
Vivienne Westwood (C)V&A



Vivienne Westwood 1996


1996年のヴィヴィアン・ウェストウッドのコレクションに「Watteau(ワトー)」という名のイヴニングドレスが登場しました。16世紀の画家アントワーヌ・ヴァトー(Antoine Watteau 1684〜1721)から名がつけられたのです。

記事「シャネル以前 宮廷のクチュリエ ウォルト

肩の下辺りから伸びるトレーンが横向きの写真からわかると思いますが、↑の過去記事からワトー・ドレスをみてくださいな。

絵画作品から後姿をみるとトレーンはこんなかんじ。



The Declaration of Love 「愛の告白」 ? 1731年
ジャン=フランソワ・ド・トロワ(1679-1752)


ガウンスタイルの上衣の背中には、ヴァトー・プリーツ(plis Watteau)とよばれるひだ。このスタイルはコントゥーシュ(contouche)と呼ばれるゆったりしたマントに分類されます。もともとポルトガル人が愛用していた外套のことです。

ちなみにこの作品の画家ジャン=フランソワ・ド・トロワはたいへん才能のある画家でしたが、ポンパドゥール夫人の弟マリニ侯爵と職位での争いがあり、その翌年に突然亡くなっています。



Duas primas, 1716
アントワーヌ・ヴァトー


この作品はヴァトー。トロワの描いたワトープリーツと違いますよね。 ローブ・ イノチェンテ(Robe innocente)やローブ・ア・ラ・フランセーズ(Robe à la Française)もコントゥーシュの仲間。ローブ・ア・ラ・フランセーズはワトー・プリーツの変形になります。

コルセットで上半身を締め、パニエあるいはパニエ・ドゥブルを身につけて腰にふくらみをもてせているスタイルは、マリー・アントワネットの肖像画にもたいへん多いですよね。

記事「マリー・アントワネットのドレス ローズ・ベルタン
この記事からは当時のローブ・ア・ラ・フランセーズにコルセットとパニエ・ドゥブルなども画像で確認することができます。



18世紀のローブ・ア・ラ・フランセーズ


ワトー・プリーツの変形というのはパニエの流行で上衣の変化とポンパドゥール夫人がファッションリーダーだった1745年頃からブラウスの部分と上衣がいっしょになっていきます。

こうしたスタイルがワトー・プリーツ(ヴァトー・プリーツ)、ワトー・ローブ(ヴァトー・ローブ)などと世慣れるようになったのが、1705年から10年頃のことだそうですが・・・。

それ以前はなんと呼ばれていたのでしょう。

コントゥーシュには先にあげたほか、アドリアンヌ、ローブ・ヴォラント、ローブ・バタントとよばれたものがあります。このローブ・ヴォラントもローブ・バタントも実際のところワトー・プリーツをさすようですね。



ローブ・ヴォラント 1720年

It was Madame de Montespan who invented the 'robes battantes' for the purpose of concealing her pregnancy, because it was impossible to discover the shape in those robes. But when she wore them, it was precisely as if she had publicly announced that which she affected to conceal, for everybody at the Court used to say, "Madame de Montespan has put on her robe battante, therefore she must be pregnant." I believe she did it on purpose, hoping that it commanded more attention for her at Court, as it really did.
 
(C)www.public-domain-content.com
The Memoirs of the Louis XIV -by Elizabeth Charlotte



ローブ・バタント 18世紀


この本にはルイ14世の愛妾モンテスパン夫人の名とローブ・バタントがあげられていますね。以前の記事でも彼女が自分でデザインした「罪なきもの」という名のドレスのことをちょっぴり書きました。

記事「モンテスパン侯爵夫人フランソワーズ・アテナイス

ルイ14世との子を隠すために「罪なきもの(無邪気な)」というドレスの名がつけられたのかなと思っていました。服飾史にでてくるイノチェンテ (innocente)とばかり思っていたら・・・。

どうやらローブ・バタントをマタニティであることを隠すためにモンテスパン夫人は自分でデザインをしたというらしいんですね。



パニエ・スタイル


ところがですね、やっぱりモンテスパン夫人は「ローブ・ア・リノサン(Robe à l'innocente (イノチェンテ)」ではないかと思ってるんです、わたし。(→素人の浅はかさですが、ごめんなさい)

ローブ・ア・リノサン(イノチェンテ)は、コルセットで胴を締め付けないデザインなんですよ。

それでローブ・バタント (ローブ・ヴォラントも)は、モンテスパン夫人が「イノチェンテ」を着ていたのを、マダム・ダンクールが古代ローマのテレンティウスの戯曲「アンドロス島の女」(1703年上演)で、出産後のグリセラの役を演じるための上衣に、そのデザインを参考にしたものではないのかなって思うんです。

ですからマダム・ダンクールが参考にした「上衣」がローブ・バタントと呼ばれ、さらに「アンドロス島の女」から「アンドリアンヌ、アドリアンヌ」と呼ばれる所以ではないのかしらん?



パニエ・スタイル (前)
(C)ファッション辞典 文化出版局


そしてワトー(ヴァトー)以降に、ヴァトー・プリーツのヴァトー・ローブ、ヴァトー・ガウンと呼ばれ、ボディスはヴァトー・ボディス。

ローブ・バタントとは「風にひるがえるドレス」、ローブ・ヴォラントは「軽快に動く」という意です。最後の画像は、コルセットなしだとおもわれるゆったりとしたドレスにパニエを着用しているファッションイラストです。

これならマタ二ティOKですね!

さて、ワトー(ヴァトー)の「トワレ(身繕い)」の作品なんですが、実はほかの画家たちが描いている「トワレ」とちょっとワケが違う。



「トワレ インタイム」
アントワーヌ・ヴァトー


衣服や髪を整える「トワレではなく、まさに生理的なトワレを果たすシーンでした。このヴァトーが作品にした時代はルイ14世の晩年からルイ15世になる時代で、ちょうどヴェルサイユのお城には、ルイ14世たち宮廷人のトワレ イン タイムの椅子がありましたね。

記事「ルイ太陽王(ルイ14世) 王権神授説の宮廷絵巻

この記事には「シェーズ・アフェール」というルイ14世が執務を続けながら「用をはたすための椅子」が写真で掲載されています。

トワレ イン タイム 関連記事は
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トワレとビデとガルデ・ア・ロー フランス編
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