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イタリア ロココ ヴェネチアのピエトロ・ロンギ
先にお詫び、wannkoさん、ロンギの記事だぶってごめんなさい。記事リンクありがとうございます!

Artist Sketching an Elegant Company (Il Cafe), c. 1760  Norton Simon Museum-1.


ロンギの描いた風俗画の時代は、フランスも英国もロココ。あのポンパドゥール夫人の時代。

この作品に描かれている男女はロココ調。ただ一人、右側で立っている人は、同じロンギの作品に繰り返し登場している人物で、この時代に流行した賭博や仮面舞踏会で見かける外套を羽織っています。

Artist Sketching an Elegant Company (Il Cafe), c. 1760-2


さてこの作品は集団肖像画だということですが、名前がわかりません。ただ一人を除いて。

それは画家ピエトロ・ロンギ自身が描かれているのです。

作品タイトルは、「エレガントな集まりのスケッチ(カフェにて)」でいいかと。1760-62年の作品で、左端のペンとスケッチ帳を手にしているのがピエトロ・ロンギ。ノートン・サイモン美術館所蔵です。

この画家自身の肖像画が少なくて、wikiに載っている画像と見比べて、あまり違いはないかと思います。

ピエトロ・ロンギに関しては、まず次の作品記事をどうぞ!

ピエトロ・ロンギ Pietro Longhi 
記事 「
ピエトロ・ロンギ流
記事 
ピエトロ・ロンギ Pietro Longhi
記事 ピエトロ・ロンギ Pietro Longhi 動物
記事 ピエトロ・ロンギ Pietro Longhi 二枚のポットゲーム
記事 ピエトロ・ロンギ Pietro Longhi いかさま よこしま さかしま
記事 「ピエトロ・ロンギ Pietro Longhi  七つの秘蹟(I Sette Sacramenti)

それでは、楓がトピックしたピエトロ・ロンギの作品をご覧ください。

The Painters Studio -Pietro Longhi Attribution to Pietro Longhi of the present painting

ピエトロ・ロンギ  Pietro Longhi
画家のアトリエ 個人所蔵


ピエトロ・ロンギの「画家のアトリエ」では、ブルジョワ階級の女性が肖像画を描いてもらっているところ。実はこの作品はピエトロ・ロンギに属するという作品。

Ca Rezzonico, Venice Painter in his Studio 1740-45

ピエトロ・ロンギ  Pietro Longhi
画家のアトリエ 1740-45
ヴェネツィア カ・レッツォーニコ 18世紀ヴェネツィア美術館


先のリンク記事 「ピエトロ・ロンギ流」では模倣、模写作品のほか、もしかするとピエトロ・ロンギの手は入っているけれどというような皆さんも見たことのある作品までありますので、参考に。

後ろの人物はお付きの人?でしょうか。雅やかな作品ではないですが、風俗画と言ってもこちらはブルジョワジーの人々を描いています。

リンクしたsai 記事のなかで、画家が日常の出来事を日記にしたような作品だとありましたが、本当にそうです。

「今日は誰々がこうなった、今日は舞踏会に出かけた。」というような物語というより、出来事を綴った作品のようです。

The Faint, c. 1744 Pietro Longhi Samuel H. Kress Collection National Gallery of Art, Washington, DC

失神 1744 ピエトロ・ロンギ
ワシントン・ナショナル・ギャラリー

The fainting spell Pietro Longhi (Pietro Falca) Gallerie di Palazzo Leoni Montanari

失神の呪文 1760 ピエトロ・ロンギ
パラッツォ・レオーニ・モンタナーリ美術館


フランスやイギリスのロココな作品を記事にしてきましたが、流麗さはないものの、なんともいえない不思議な人物や場面を描いた作品ばかり。

この作品は「失神」なんですが、右の青い服の白髪の老人は、ほかの作品にも登場します。魔術師、奇術師、あるいは錬金術師なんでしょうか。

ロンギが活躍したヴェネツィアは衰退時期に入っていく時代で、1797年にナポレオンに侵略されます。

占い師、ペテン師(ほら吹きのことでしょうか)、仮面舞踏会などなど、当時の風俗は日常的な生活から逃避できる人物や場所が流行したようですね。

ロンギの室内風俗画には、室内遊戯、家族の肖像画、フェルメールの主題のような作品もあります。

Pietro Longhi La lezione di geografia-1750-52 Querini Stampalia Foundation Museum

地理学のレッスン 1750-52 ピエトロ・ロンギ
クェリーニ・スタンパーリア財団美術館
(クエリーニ・スタンパリア美術館)

La famiglia Sagredo-1752-Querini Stampalia Foundation Museum

サグレド家の肖像画 1752 ピエトロ・ロンギ
クェリーニ・スタンパーリア財団美術館
(クエリーニ・スタンパリア美術館)


Pietro Falca (Pietro Longhi) La présentation musée du Louvre

お披露目 1740  ピエトロ・ロンギ
ルーヴル美術館


Blind-man’s Buff 1744 bought by George III The Royal Collection


こちらは英国のロイヤル・コレクション。ジョージ3世が購入した作品。ちょうど前回までジョージ4世の愛人をはじめとする記事を書いていましたが、ゲインズバラ、レノルズ、そしてフランスはフランソワ・ブーシェ、ナティエらの肖像画と同じ時代。

ピエトロ・ロンギはブルジョワの人々が「目隠し鬼」で遊んでいる姿を描いています。

国民は働き通しなのに優雅に遊んでいるなぁと綴ったのでしょうか?

The Married Couple’s Breakfast The Royal Collection


「新婚の朝食」とでも邦題をつけましょうか。こちらもジョージ三世が購入した作品。左手には召使と執事でしょうか。

彼らは王族なのでしょうか。ヴェネチアの貴族かもしれませんね。

The Married Couple’s Breakfast-2


この作品に描かれた二人ですが、記事 「ピエトロ・ロンギ流」では、失われたらしいピエトロ・ロンギの「貴婦人の目覚め」の模写が掲載されています。

その「春の目覚め」に描かれた二人に似ている気がします。

ジョージ三世、どうしてこの作品を購入したのか、そちらも気になりますね。

さて、楓はいろんな記事を書いていますが、引用しているものは必ず著作を明記しています。

それ以外のものは楓の思ったこと、楓の言葉なので、記事文中をそのまま引用されると、誤解も生じます。

哲学、日記や書簡集、古典、文学、歴史、地理、服飾史、海外のマガジンなどをはじめとするいろいろなテキストに、関連する出来事や人物が紹介されていることがあります。

そういったテキストからの関連付けや楓なりの人物解釈なので、独自の視点が多いです。

そのまま本文を引用している方、文責は私にありますので、どうぞ、わかるようなリンクをお願いしますね!
あらためてご確認のうえ、お読みくださいな。
| イタリア ロココ Italian Rococo | 18:09 | comments(4) | trackbacks(2) | pookmark |