レオナルド・ダ・ヴィンチ ドンナ
2007.03.17 Saturday
ベロッキオ工房では、サンドロ・ボッティチェッリと同時期を過ごしたこともあるレオナルド・ダ・ヴィンチ。その工房には、ロレンツォ・ディ・クレディがいました。この「女性の頭部(ドンナの頭部)」は、レオナルドなのかロレンツォなのかという作品の1枚ですが、このようなデッサンは、ベロッキオの弟子たちにも多いのではないでしょうか。
「受胎告知」など同じ題材を扱い、似た作風で「or」のレオナルド・ダ・ヴィンチとロレンツォ・ディ・クレディです。
ロレンツォ・ディ・クレディは、ダ・ヴィンチだけではなく、ボッティチェッリの「ヴィーナス」と同じような描き方をしています。
ただ、ボッティチェッリの描く「ドンナ」の顔立ちとは異なるのです。
さて、当時の絶世の美貌をもったシモネッタ・ヴェスプッチ(やはり美人薄命!)の肖像画。この作品は、ピエロ・ディ・コジモ(ピエロ・ディ・ロレンツォ)。
クレディorレオナルドの「ドンナの頭部」も、このシモネッタ(or マグダラのマリア)といわれているようです。ボッティチェッリも描いていますね。
この「肖像画 シモネッタ・ヴェスプッチ」(1480年代、シャンティー,コンデ美術館)は、ダ・ヴィンチと同様のスフマート(ぼかし技法)なんですね。
こうしたドンナの頭部風の習作もあるダ・ヴィンチですが、このクレディorレオナルドより、少し男性的な顔つきも多いです。
次のダ・ヴィンチの「ドンナ」をご覧ください。こういった「顔」の雰囲気。
レオナルド・ダ・ヴィンチのデッサン画。まるで、胸を強調していなければ男性にもみえる顔、首、手の大きさです。十字架をあらわすように手を組んでいるその姿は、ご存知のモナ・リザ。このデッサンは左手の先は曖昧です。
首と胸が、モナリザとは違いますね。
モナリザは、顎の先から首が描かれて、外側に描かれ、胸の谷間のラインをのばすと、首の中央にあたります。
この無題のドンナは、顎の左横から首が描かれ、胸の谷間のラインは、1/4ほどの左側にあたります。3/4は右側のボディ。その構成が、前面にあふれ出る勢いなのでしょうか。モナリザより力強さを感じさせます。
このドンナによく似た彫像があります。レオナルド フォロワーでしょうか。こちらの記事を含めて、レオナルド関連記事は、こちらから。
レオナルド・ダ・ヴィンチ 花の女神フローラ
胸像「フローラ」
レオナルド・ダ・ヴィンチ 最後の晩餐
レオナルド・ダ・ヴィンチの植物画
最後の晩餐のタペストリーの植物など
東方三博士の礼拝(The Adoration of Magi)
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救世主(レオナルド・ダ・ヴィンチ)
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受胎告知(レオナルド・ダ・ヴィンチ)
ヴェッキオ宮殿 「カッシーナの戦い」、「アンギアーリの戦い」
レオナルド・ダ・ヴィンチ
3枚の「糸車の聖母子」
「カーネーションの聖母」
「ブノワの聖母」/「猫の聖母子」
三連画「巌窟の聖母」
デ・プレディス「リュートを弾く赤の天使」
「ヴィエールを弾く緑の天使」
「聖アンナと聖母子」、祭壇画「聖アンナと聖母子」
「洗礼者聖ヨハネ or バッカス」
「聖ヒエロニムス」、「洗礼者聖ヨハネ」
ダ・ヴィンチ スタイル
「グラナダの聖母子」(1470)
「リッタの聖母」(1490-91)
ディ・クレディ「聖母子」(1494年)
ルイス・デ・モラレス「聖母子」年代不詳
ボッティチェリ「敬慕する小聖母」/「海の聖母子」
レオナルド・ディ・セル・ピエロ・ダ・ヴィンチ
アンブロジアーナ図書館をはじめとする手稿のほか、素描画などにリンク。スフォルツァ騎馬像は、Leonardo da Vinci's Horse から。
番外編
もう一人のモナリザ ラ・ジョコンダ
Yves Saint-Laurent Rive Gauche1998 モナリザ パロディ
レオナルド・ディ・セル・ピエロ・ダ・ヴィンチ-ダ・ヴィンチ・コード
レオナルドとボッティチェリのTavern(居酒屋) Sandro's three frogs


























