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Sandro Botticelli's Rose ボッティチェッリの薔薇 ヴィーナスの誕生の庭へ



Sandro Botticelli The Birth of Venus


以前の記事にも書きましたがボッティチェリの花々は、誰よりも写実的な植物画を描いた画家です。「ヴィーナスの誕生」に描かれている花は薔薇。ロサ・ガリカ(Rosa gallica)らしいんですね。



Sandro Botticelli's Rose  ボッティチェッリの薔薇


このロサ・ガリカと呼ばれる薔薇もいくつも種類がありますが、 「ボッティチェッリの薔薇」はどのロサ・ガリカなのでしょうね。



Rosa Gallica Officinalis
ピエール=ジョゼフ・ルドゥーテ

officinalis

ロサ・ガリカ「オフィキナリス(オフィシナリス)」
Red Rose of Lancaster(ランカスターの赤いバラ)





Rosa gallica violacea or La Belle Sultane
ピエール=ジョゼフ・ルドゥーテ




ロサ・ガリカ「ヴィオラケア」


どうでしょうか。色こそ違えど花弁はまさしくガリア・ローズ。皆様もご存知のようにオールドローズですが、ヨーロッパの原種であるワイルド・ローズ(野生バラ)ということになりますね。

その中に日本の原種「照葉野茨(Rosa wichuraiana)」なども含まれます。



ガリカ・ローズには、、「オフィキナリス(オフィシナリス)」、「ヴィオラケア」のほかにもありますね。



Rosa Gallica Pumila
ピエール=ジョゼフ・ルドゥーテ



ロサ・ガリカ「プミラ」




ヨーロッパの原種には、ロサ・アルバ(Rosa alba)、 ロサ・カニナ(Rosa canina)、ロサ・ガリカ(Rosa gallica)、ロサ・キナモメナ(Rosa cinnamomea)、ロサ・グラウカ(Rosa glauca)、ロサ・ケンティフォリア(Rosa centifolia) 、ロサ・スピノシッシマ(Rosa spinosissma) 、ロサ・ウィクライアナ(Rosa wichuraiana) があります。



Rosa Gallica Agatha Incarnata
ピエール=ジョゼフ・ルドゥーテ



ロサ・ガリカ「アガサ(アガタ)・インカルナータ」1800年



 
13世紀のヨーロッパでは、「ガリカ」、「ダマスク」、「アルバ」、「ケンティフォリア」が栽培され、ロサ・ガリカはオフィキナリスという種類に限られて栽培されていたといわれています。

ボッティチェリは15世紀中から16世紀前半の時代の人。



Rosa Gallica Regalis
ピエール=ジョゼフ・ルドゥーテ

Rosa Gallica Reg

ロサ・ガリカ「アガサ(アガタ)」
(ロサ・ガリカ レガリス)1818年


彼の時代、15世紀にヨーク家は白い薔薇、ランカスター家は赤い薔薇を象徴し王位を争った「バラ戦争」が有名です。 白薔薇は「ロサ・アルバ」、赤薔薇が「ロサ・ガリカ」です。



ボッティチェリの「ラ・プリマベーラ」にもこの薔薇が描かれているようです。ロサ・ガリカは現在において少なくとも15種類くらいはあるようですね。もっとある?



Rosa Gallica Pontiana
「ロサ・ガリカ ポンティアナ」ピエール=ジョゼフ・ルドゥーテ




Rose  Gallica Aurelianensis (Restrike Etching)
「ロサ・ガリカ アウレリアネンシス」ピエール=ジョゼフ・ルドゥーテ


ところがですね、このヴィーナスに描かれているバラについて、ある本に「専門家が言うにはロサ・ケンティフォリア(百弁の花のローザサンティフォリア)の種類であろう。かなり早い時期の八重咲きである。」とありました。



ロサ・ケンティフォリア(ロサ・センティフォリア)は、マリー・アントワネットの肖像画や、資生堂の香水でもうおなじみですね。

記事 kafka 「ルドゥーテのロサ・センティフォリア
記事 「100枚の花びらの薔薇 資生堂 香水 ローズロワイヤル
記事 「マリー・アントワネットが愛したもの」肖像画



Rosa centifolia ロサ・ケンティフォリア


Hybrid rose developed by Dutch rose breeders in the period between the 1600s and the 1800s

紀元前3000年頃からエーゲ海に咲き誇っていたともいわれるロセ・ケンティフォリアは、ボッティチェリの時代には、彼の目の前にあったのでしょうか?

キャベッジローズとも呼ばれる100枚の花びらをもつ薔薇は、1600年頃(1596年とも)-1800年の間にオランダ人のバラ畜産家によって開発されたバラとあります。



「バラ戦争」のヨーク家(ロサ・アルバ)、ランカスター家(ロサ・ガリカ)は「ヴィーナスの誕生」のバラでも戦います。



R. alba var. semi-plena
Pierre-Joseph Redouté (1759–1840)



ロサ・アルバ・セミプレナ(ヨークの白い薔薇)
White Rose of York


このボッティチェッリの薔薇は「ロサ・アルバ・セミプレナ」だともいわれているからです。ガリカ、ダマスクに次ぐ古い品種になります。



さてバラ愛好家の皆様、お庭つくり大好きな皆様。2010年はボッティチェッリ没後500年です。今年はボッティチェッリのバラの庭をつくってみませんか?

「ヴィーナスの誕生」のお庭を。

ボッティチェッリ関連記事
過去記事 「ボッティチェリ 至福の花々
2010年記事 「Sandro Botticelli ボッティチェッリ



| 薔薇 | 17:59 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
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