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薔薇 カンパネラ パガニーニのラ・カンパネラ リストのラ・カンパネラ

(C)Franko Roses New Zealand Campanella Peach

(C)Franko Roses New Zealand
Campanella Peach


「ラ・カンパネラ」は、ニコロ・パガニーニのヴァイオリン協奏曲第2番ロ短調Op.7、第3楽章のロンドです。

その名がついた薔薇「カンパネラ」は、 ニュージーランド フランコ ローズ(Franko Roses New Zealand)の作出です。

写真はカンパネラ・ピーチでアプリコットの色。ほかにはカンパネラ・イエロー、カンパネラ・レッド、カンパネラ・ホットピンク、カンパネラ・ピンクなどがあります。

さて、以前にフジコ・ヘミング(Ingrid Fuzjko Von Georgii-Hemming)が演奏するリストの「ラ・カンパネラ」の記事を書きました。
Ingrid fujiko hemming ドラマの動画リンクしました。
抒情 −ラ・カンパネラ
フランツ・リスト(Franz Liszt)は、パガニーニ(Paganini)のヴァイオリン演奏に感銘し、作曲をはじめました。

パガニーニのヴァイオリン協奏曲第2番の終楽章を基に、1832年に「鐘によるブラヴーラ風大幻想曲」(パガニーニの「ラ・カンパネラ」の主題による華麗なる大幻想曲 イ短調 Grande Fantaise de Bravoure sur "La Clochette" de Paganini, S. 420)を作曲。

これが、「パガニーニによる超絶技巧練習曲集」(S.140)、「パガニーニによる大練習曲」(S.141)の第3曲「ラ・カンパネッラ」となっていきます。

Grande Fantaisie de bravoure sur La clochette, S. 420
パガニーニの「ラ・カンパネラ」の主題による華麗なる大幻想曲 前半
パガニーニの「ラ・カンパネラ」の主題による華麗なる大幻想曲 後半

1838-39年に「パガニーニによる超絶技巧練習曲」、1851年の改訂版が「パガニーニによる大練習曲」でしたね。

原曲は第3曲をのぞいてパガニーニの「24の奇想曲」(24のカプリース」です。
記事 ニコロ・パガニーニの24の奇想曲 Paganini Caprice 24
この改訂版が私たちがよく聴いているものです。静流さまからのコメントでご紹介いただいたにニキタ・マガロフ(Nikita Magaloff)による「パガニーニによる大練習曲」(Grandes études de Paganini S.141)を聴くことができます。(リンク先を変更しました)

1
トレモロ

パガニーニの「24のカプリース」第5番、第6

2曲 変ホ長調
オクターブ

パガニーニの「24のカプリース」第17

3曲 嬰ト短調
ラ・カンパラネラ

パガニーニのヴァイオリン協奏曲第2番ロ短調の第3楽章

4曲 ホ長調
アルペジオ

パガニーニの「24のカプリース」第1

5曲 ホ長調
狩り

パガニーニの「24のカプリース」第9

6曲 イ短調
主題と変奏

パガニーニの「24のカプリース」第24

フジコ・ヘミング(Ingrid Fuzjko Von Georgii-Hemming)
Liszt La Campanella Ingrid fujiko hemming
いまもっとも好んでいるマルカンドレ・アムラン(Marc-André Hamelin)をすっかり忘れていました。次の3つめは、アムランの短調のための12の練習曲、第3番 ロ短調「ラ・カンパネッラによる」(パガニーニ/リスト)だと思います。
La Campanella by Hamelin
Marc-André Hamelin plays Liszt Paganini Etude No. 3 'La Campanella'
Hamelin - Etude No. 3 "After Paganini-Liszt"
リストの再来と呼ばれるジョルジュ・シフラ(Georges (György) Cziffra)の動画がありました。
György Cziffra plays La Campanella (the 4:25 version)
Liszt - La Campanella (Cziffra)
エフゲニー・キーシン(Evgeny Kissin)のラ・カンパネラはこちら。
Evgeny Kissin Liszt-La Campanella in gis-moll
フェルッチョ・ブゾーニのラ・カンパネラ(ブゾーニ編曲版)はこちら!
mari ちゃん、すごい情報ありがとう。フェルッチョ・ブゾーニが弾くリストの「ラ・カンパネラ」は、フェルッチョ・ブゾーニの編曲版になりますね。

BUSONI PLAYS Liszt LA-CAMPANELLA

それでは、リストの「パガニーニによる超絶技巧練習曲」のラ・カンパネラと聞き比べてください。演奏はニコライ・ペトロフ(Nikolai Petrov)、ピアノはスタインウェイと思われます。
パガニーニによる超絶技巧練習曲第3番「ラ・カンパネラ」楽譜URL付き

追記 2011年8月3日にニコライ・ペトロフ(Nikolai Petrov)氏はお亡くなりになりました。ご冥福をお祈りいたします。追悼の意を表し、ニコライ・ペトロフ(Nikolai Petrov)の1838年ヴァージョン、アール・ワイルド(Earl Wild)の1851年ヴァージョン、アレクサンダー・ ウニンスキー(Alexander Uninsky)のブゾーニ編曲版を続けてお聴きください。
めこちさんこちらをクリックしてね。
    ↓
Liszt Paganini Etude No. 3 in G sharp minor "La Campanella" (three versions comparison)
ニコライ・ペトロフ氏の演奏の動画 ラ・カンパネラ(1838)
NIKOLAI PETROV Liszt Études d'exécution transcendante d'après Paganini 1st version 2/3
「パガニーニによる大練習曲」でのラ・カンパネラは、パガニーニのヴァイオリン協奏曲第二番ロ短調第3楽章ですが、「パガニーニによる超絶技巧練習曲」はそれに第一番ニ長調第3楽章の二曲を使用しているんですね。曲が途中から違うでしょう?

ニコライ・ペトロフの「パガニーニによる超絶技巧練習曲」のラ・カンパネラは大好きです。

それではパガニーニによる超絶技巧練習曲は以下のとおりです。

S.140 パガニーニによる超絶技巧練習曲
1838年版)原曲「24のカプリース」
by ニコライ・ペトロフ(Nikolai Petrov)


S.140/1 第1番 ト短調 
Andante-Non troppo Lento 原曲:第5・6番


S.140/2 第2番 変ホ長調 
Andante-Andantino, capricciosamente 原曲:第17番


S.140/3 第3番 変イ短調 
Allegro moderato-Tempo giusto 
原曲:ヴァイオリン協奏曲第2番ロ短調 第3楽章
ヴァイオリン協奏曲第1番ニ長調 第3楽章


S.140/4a 第4番 ホ長調 
Andante quasi Allegretto 原曲:第1番

S.140/4b 第4番 同上 (S.140/4aの第2稿)


S.140/5 第5番 ホ長調 Allegretto 原曲:第9番


S.140/6 第6番 イ短調 
Quasi Presto (a Capriccio) 原曲:第24番


wikiによると初版「パガニーニによる超絶技巧練習曲」を弾くピアニストは、ニコライ・ペトロフ(Nikolai Petrov)、レスリー・ハワード(Leslie Howard)、そして日本の大井和郎さんなんですね!

追記:レスリー・ハワード(Leslie Howard)は、コメントにご紹介されていますが、いずれ記事に掲載しますね。静流さま、ありがとうございます。

それでは、このリストの「パガニーニによる超絶技巧練習曲」の第6番「主題と変奏」をラフマニノフのラフマニノフ パガニーニの主題による狂詩曲 Op.43と聞き比べてください。
記事 ラフマニノフ パガニーニの主題による狂詩曲 Op.43  Rapsodie sur un theme de Paganini

アレクサンダー・コブリンの演奏、そしてミハイル・プレトニョフはpletnev - rachmaninov, rhapsody on a theme of paganini: i からです。

リストと相違するのは、ラフマニノフはパガニーニの「24のカプリース」の24番目が最初の演奏です。第1変奏のあと、第2変奏の前に主題をおいたのですね。

追記
ニコライ・ペトロフ(Nikolai Petrov)への追悼の意を表し、動画演奏が追記されています。
リストはこのパガニーニのラ・カンパネッラの主題を使用したものに「ヴェニスの謝肉祭、ラ・カンパネッラによる華麗なる大幻想曲 Grande fantaisie (Variations) sur des themes de Paganini - Second Version S700ii (1845)」 もありましたね。

ラ・カンパネラとヴェニスの謝肉祭の主題による大幻想曲 前半
ラ・カンパネラとヴェニスの謝肉祭の主題による大幻想曲 後半

ご紹介のリンク先You Tubeでは、演奏者情報などがコメントにありませんでしたが、レスリー・ハワード(Leslie Howard)?ではないかと思います。

それではパガニーニの原曲をご紹介します。

ユーディ・メニューイン(Yehudi Menuhin)の弾くパガニーニのラ・カンパネラ。

Paganini Concerto Pour Violon "La Campanella" By Sir Yehudi Menuhin

レオニード・ボリソヴィチ・コーガン(Leonid Borisovich Kogan)はさすが。

Kogan Plays Paganini La Campanella

彼の愛器はグァルネリ・デル・ジェスのエクス・コラン、そしてエクス・ブルメスター。

Paganini Concerto No.2 Mvmt. III, Rondo: "La Campanella"

ヴァイオリンは指揮者でもあり、1964年にパガニーニ国際コンクールで1位だったジャン・ジャック・カントロフ(Jean-Jacques Kantorow)とベルナルド・トーマス室内管弦楽団の演奏です。

リストのラ・カンパネラの原曲は二コロ・パガニーニのヴァイオリン協奏曲。第1番から第6番までsai が記事にしています。「パガニーニによる超絶技巧練習曲」(1838-39年)で、ヴァイオリン協奏曲第1番の第3楽章、ヴァイオリン協奏曲第2番の第3楽章のロンド(ラ・カンパネッラ)は下記から原曲をどうぞ。

sai記事 ニコロ・パガニーニ  ヴァイオリン協奏曲  Violin Concerto(Paganini)

さらにsaiの記事から、サルヴァトーレ・アッカルド (Salvatore Accardo)、アレクサンドル・ ドゥバッハ(Alexandre Dubach)の弾く「ヴァイオリン協奏曲第2番の第3楽章のロンド(ラ・カンパネッラ)」を聴くこともできます。
| ラ・カンパネラ | 21:20 | comments(16) | trackbacks(2) | pookmark |
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コメント
楓さま

ちゃんと生活してますね!と、お褒めと励ましのたくさんのお言葉、ありがとうございます。

元々、掃除洗濯は好きなんです。たぶん仕事が欲望の海そのものを直視して、しかも煽ることだから、
洗い落としていかないと、辛くてやっていかれなかったんだと思います。

カンパネラ・・イタリア語でしょうか?
楓さまが選んで、紹介してくださった言葉と音楽、きっと私への示唆があるのだろうと思いました。
自分で調べないで、教えていただけるのをお待ちしてもよいですか?
そしてなんて美しい柔らかな花!! 花は大好きです。

私はバレエどころかオペラはもっと苦手です。
バレエは衣装を含めての舞台芸術だと「ワカル」のですが、
深夜仕事の時に、オペラしかNHKBSでやっていないと、やめてくれ〜〜(泣)と叫びたくなる芸術オンチです。

でも音楽は好きです。全然詳しくなく、素人です。
だからか旅立つ曲、闘う曲が好き、とわかりやすいです。
ショパンが祖国を旅立つ時に演奏した、ピアノコンチェルト一番、
(こないだ、のだめカンタービレでも、のだめちゃんがコンチェルトしていて、自分を励ますために繰り返し観てました)
そしてやっぱりショパンの、本当に素人感満点なんですけど、ポロネーズ六番英雄、
最後にベートーベンが耳が聴こえなくなるその時に書いた、名前すら忘れてしまったけど、強くて希望と喜びに満ちた曲。
この三つだけ覚えて、あとは混濁してます。

土日の間に、楓さまが紹介してくださった曲と、楓さまのお友達のブログの曲を聞いてみます。

それから、私のとても大切な愛する(でも私、ゲイじゃないですよ〜)スタイリストの友人が、楓さまと同じことを申しておりました。
この金〜土の深夜にメールしまくっていて(苦笑)

私どもと同じく職業を持ち、さらに家庭をも持たれ、なお、感性を研ぎ澄まし続けている楓さまに、私たちからメッセージをお送りさせてくださいまし。

生意気で興奮しあってるうえ(笑)長いので、次のコメントで。

こういうことでいいんですよね?
最後に私が農業やりたいと言ったら、彼女は遠慮してました。
でも、闘う精神を持った曲に心惹かれてしまうなら、やっぱり私は、いずれ、また戦場に戻っていこうとするのでしょうね・・

楓さま、今、ラ・カンパネラ聴いてしまいました。
中学生の頃、親がウィーンかベルリンか忘れてしまったけど、
黄色いレーベルともう他にどこかのレーベルのCD(だった!)をシリーズで買ってくれて、
それはキーシンの音じゃなかった! ニコライ・ペトロフの心が弾け飛んでしまいそうな切なく尖った音でした。
ああ、思い出した・・マーラーとかを聴いてみたくて買ってもらったんです。
ませた娘です!(苦笑)
カンパネラ、鐘なんですね。でもなんて哀しく鳴る鐘でしょう。
| ふくちゃん | 2011/05/21 9:28 AM |

ふくちゃん、こんばんわ。

>カンパネラ、鐘なんですね。でもなんて哀しく鳴る鐘でしょう。<

この鐘、「ベル」なんです。ハンドベルのように小さいベル。

マルカンドレ・アムラン(Marc-Andr&eacute; Hamelin)の弾くパガニーニによる大練習曲「ラ・カンパネラ」(記事で1つめ)には、その小さな鈴の音(ベルの音)が聞こえています。

アムランのカンパネラは美しく可憐な鈴の音は、ふくちゃんの言うように、哀しく鳴る鐘に変わりますよね。でもその小さなベルの音は次第に情熱的で激しい曲に変わります。

http://www.youtube.com/watch?v=rsEfbxGtp8M&feature=related

フジコ・ヘミングの弾くパガニーニによる大練習曲「ラ・カンパネラ」は、技術こそ劣るのかもしれませんが、彼女の「生き様」にみられる様々な困難の面影が影をよぎり、もっとも切なく哀愁が感じられますが、なにより「情熱的」でもあると思いました。

TVでもドラマになったフジコ・ヘミング(菅野美穂さん)の生涯ですが、もともと聴力に難があり、苦労して留学、ヨーロッパでの生活は貧しかったようで、食事も、暖房もほとんどままならない状況で迎えるリサイタル直前に、病気で倒れます。

ついに聴力を失い、そしてチャンスも失ったフジコ・ヘミングです。

人には疎遠にされ、彼女は「この地球上に私の居場所はどこにもない。」

「天国に行けば私の居場所はきっとある。」

そう思いながら生きてきた人です。

1999年2月にNHKで彼女が特集になり、69歳か70歳で、はじめて脚光を浴びました。そして現在に至るわけです。

天国に行けば・・・ここを省略すると「私の居場所はきっとある。」

「私の居場所はきっとある。」

フジコ・ヘミングは、この小さなフレーズを絶えず繰り返ししてきたのでしょう。

ただ困難に負けるのではなく、情熱的に、そして自分を信じて、運命の女神に勝ったのですよね。

リストの「パガニーニによる超絶技巧練習曲」のラ・カンパネラは、「パガニーニによる大練習曲」より、ずっと希望に向かっていくような中間曲が聞こえてきます。

http://www.youtube.com/watch?v=zhvZkTyk-I8&feature=related

これが、大練習曲で省略されたパガニーニのヴァイオリン協奏曲の第一番ニ長調第3楽章です。

http://www.youtube.com/watch?v=eU33YV1h5us

「パガニーニによる超絶技巧練習曲」のラ・カンパネラの特徴でもある第一番ニ長調第3楽章。なんて楽しげで晴れ晴れとしたメロディーでしょう。

パガニーニ自身は、この「ラ・カンパネッラ」をどういうイメージで作曲したのでしょうか。

http://www.youtube.com/watch?gl=NL&hl=nl&v=wDr5EqztV4A

そしてリストは「ピアノのパガニーニ」を目指すために「パガニーニによる超絶技巧練習曲」(6曲)を書き上げたわけです。

とにかくリストにとっては「超絶技巧」が目標ですから、弾ける人がほとんどいない「ラ・カンパネラ」をちょっとやさしく改訂して、パガニーニによる大練習曲のラ・カンパネラができあがったんですね。(弾きことができるピアニストがいなければ、リストの作曲は無意味になっちゃいますもんね!)

>闘う精神を持った曲に心惹かれてしまうなら、やっぱり私は、いずれ、また戦場に戻っていこうとするのでしょうね・<

リストはちょっぴり易しくした「ラ・カンパネラ」で、パガニーニのヴァイオリン協奏曲の第一番ニ長調第3楽章を省略したためか、いっそうに哀愁的になりました。

そのためか、戦う、闘う人の叫びのようにも聞こえますね。

個人的に大練習曲のラ・カンパネラはフジコ・へミングの叫びが聞こえてくる気がしてなりません。

>最後にベートーベンが耳が聴こえなくなるその時に書いた、名前すら忘れてしまったけど、強くて希望と喜びに満ちた曲<

フジコ・へミングもベートーベンも聴力に困難な運命を背負ったわけですけれど、希望と情熱で、音楽の仕事を成功させたんですね。

>紹介してくださった言葉と音楽、きっと私への示唆があるのだろうと思いました。<

ふくちゃんがそうじゃないかなって思ったことが正解です。(笑)

ふくちゃんが選んだ答えがふくちゃんの希望と成功になると思います。
| 楓 | 2011/05/21 9:20 PM |

ふくちゃんへ。

ドラマ「フジ子・へミングの軌跡」(12/12) ♪La Campanella

http://www.youtube.com/watch?v=7Ea7qRPru6s&feature=related

菅野美穂さん主演の最後の場面です。
| 楓 | 2011/05/21 9:33 PM |

楓さま
こんばんは!

昨日(金曜日)フジコ・ヘミングの演奏だけ、なぜか聞かなかったんです。
やっぱり私なぞでも、そういうところがあって、彼女を苦しめることに今さらながら手を貸してしまったのかもしれません。

ごめんなさい、フジコ・カミング。

フジコの演奏は、あのお約束のはじまりのところから、私は涙がダラダラ流れました。
人の心を揺り動かす、言葉の見当たらない演奏でした。これが、彼女の叫び、なんでしょうか。

昨日はどの演奏でも泣くことなんてなく、おおキーシンはこうくるのね!皆、譜面どおりに弾いてるのかっ(のだめの千秋先輩の真似です・笑)!
人によって全然違うじゃないか!(すみません、ここも真似です)
でもニコライ・ペトロフのが、今の私には一番「戦闘的」に感じられて心にフィットします。
全然涙はこぼれませんが・・

運命の女神って、Wikiで調べたら本当にいて、フォーチュネ、と言うんですね?
私は楓さまが教えてくださった、ムーサとか、アフロディテとかディアナなどの誰かが、その人それぞれの運命の女神なのかなあ、と思っていました。

フォーチュネ、私には思いもかけぬことばかりします。
親の希望どおり、金融機関に就職して(といっても私の時は、就職難で2社しかやってませんでした、汗)、恋愛して結婚して子供を生んで、のはずが、
20代ではとにかくしごかれ、その後、体を壊すほど働き、フォーチュネは私には、いたずらばかり。
いつも、彼女に付いていくのがやっと。。。
あなたが行くのはこっち、そっちじゃないわ、フォーチュネが言っているような気がします。

あなたはどんなに辛くても闘うの。えーっ、まだですか?仕事なんてないのに!という感じです(笑)
| ふくちゃん | 2011/05/22 2:26 AM |

ふくちゃん、こんばんわ。

>フジコの演奏は、あのお約束のはじまりのところから、私は涙がダラダラ流れました。<

他人の思いと自分の思いに共感できたからこそ、涙が流れるのですね!

ラ・カンパネラの威力はすごくあるらしく、以前に風水的にもよいってありました。なんだか悲しい曲に聞こえるのにって思ったのですが、リストのパガニーニによる大練習曲「ラ・カンパネラ」ではなく、原曲のパガニーニの「ラ・カンパネッラ」か、リストのパガニーニによる超絶技巧練習曲の「ラ・カンパネラ」ではないでしょうか。

>ニコライ・ペトロフのが、今の私には一番「戦闘的」に感じられて心にフィットします。

私の記事リンクから聴かれたものだとリストのパガニーニによる超絶技巧練習曲の方ですよね?(ニコライ・ペトロフはリストのパガニーニによる大練習曲「ラ・カンパネラ」も弾いていますが)

私は断然パガニーニによる超絶技巧練習曲の構成が好きです。同じリストのカンパネラでもパガニーニによる超絶技巧練習曲のほうが躍動感と明るさがあります。

このパガニーニによる超絶技巧練習曲のカンパネラは弾くピアニストが限られていて、残念ながら、フジコ・ヘミングは弾きこなせないかも・・・。でもパガニーニによる大練習曲「ラ・カンパネラ」は、フジコ・ヘミングはぴか一ですね。
| 楓 | 2011/05/22 10:39 PM |

ふくちゃん、幸運の女神への返信がはいりません。また今度。
| 楓 | 2011/05/22 11:05 PM |

こんばんわ。久しぶりにコメントいたします。超絶技巧練習曲と練習曲のラ・カンパネラも知らない人たちが増えてきて、この世の中はいったいどうなるんだろうと思っていたら、よいよい記事です。リストは知っている、でもパガニーニの演奏は知らないなんていう人もいて唖然。よかった、よかった。大体においてこだわりを主張するなら、あらかたの基本を学んでから声を上げよというのが、静流。。PTNA(ピティナ)のハエ=スン・パイクの音は可哀想。もっといい音の動画があったら情報提供します。

あと、この曲は風水的にもよろしいらしいです。私自身はそういうことは気にいない性質ですが。

| 静流 | 2011/05/30 11:17 PM |

静流さま、こんばんわ。

>あらかたの基本を学んでから声を上げよというのが、静流。。

なるほど。楓も基本をしっかり学びたいと思います。それからはじめて自分の趣味嗜好に傾けるというわけですよね。

自分は〇〇の弾き方が好きだけれど、技術やスケールは〇〇がやっぱりスゴイとか、あるいはこう思うけど、専門家はこう見ているとか、自分の趣味嗜好をおしつけないように、幅広い視点を常に考えたい。

>知らない人たちが増えてきて

とっても微笑ましいのは、動画で超絶技巧練習曲のラ・カンパネラのコメントに、「編曲されてる?」ってありました。(笑)

意外に音楽に近い人でも、知らないことってありますよね。

特にラ・カンパネラとヴェニスの謝肉祭の主題による大幻想曲、パガニーニの「ラ・カンパネラ」の主題による華麗なる大幻想曲を紹介してくれたhosnm4536 さんって素晴らしい!

大衆にむけて文化を発信してるって思いました。
| 楓 | 2011/06/05 5:59 PM |

何度もすみません。

チャンネル: neuIlaryRheinKlange
タイトル:Franz Liszt - &Eacute;tude Paganini

こちらのニキタ・マガロフ(Nikita Magaloff)の「パガニーニによる大練習曲」のほうが間違いないと思われます。必要のないコメントはどうぞ削除してください。
| 静流 | 2011/06/09 10:39 PM |

静流さま

とっても嬉しいプレゼントありがとうございます。

ニキタ・マガロフ(Nikita Magaloff)の「パガニーニによる大練習曲」へリンクを変更いたしました。

また、 Leslie Howard(レスリー・ハワード)ですが、ファーストヴァージョンが初版のことで、とても貴重なものです。ありがとうございます。週末を利用して、記事に掲載したいと思いますが、少々勉強不足で、wikiを拝見したら、初版を弾くピアニスト に初版第4番1稿を演奏した唯一の録音とありましたよ。

初版とはパガニーニによる超絶技巧練習曲で、第4番は第1稿と第2稿と異なるバージョンが存在とありましたが、第1稿も二つのバージョンがあったんですね。びっくりです。
| 楓 | 2011/06/09 11:02 PM |

楓へ

ラ・カンパネラ(ラ・カンパネッラ)の最高記事じゃない?コメントの静流さんもよくぞ探してくれたって感じ。

4度の改訂された全曲を名演奏でフルで聴けるのはこの記事だけじゃない?「パガニーニの”ラ・カンパネラ”の主題による華麗なる大幻想曲 イ短調」、「”パガニーニによる超絶技巧練習曲”第3番 変イ短調」、「パガニーニの”ラ・カンパネラ”と”ヴェニスの謝肉祭”の主題による大幻想曲」、「パガニーニによる大練習曲”第3番 嬰ト短調」が聴けるなんて。

おまけにマルカンドレ・アムランの短調のための12の練習曲第3番がラ・カンパネッラの編曲まで。

毎日ひとつ、紹介されているリンク先の動画から聴いている。
| maki | 2011/06/09 11:43 PM |

楓さん、mariです。フェルッチョ・ブゾーニの演奏発見。

http://www.youtube.com/watch?v=MGp6Hs6Yro0&feature=related

迫力と繊細な感じがsaiさん好みじゃないですか?makiさんは、マルカンドレ・アムランが好きな感じをコメントから受けましたが、私もマルカンドレ・アムランがいい。aleiさんとラ・カンパネラはあんまり結びつきません。aleiさんの記事の威風堂々が、あんまりaleiさんぽっくって。身内コメントになってすいません。

とにかく、フェルッチョ・ブゾーニをみんなに聴いてもらいたいです。
| mari | 2011/06/10 12:01 AM |

こんにちは。どうぞ、私の長いコメントを削除してください。たぶん他の方のコメントが入りにくくなると思います。(そう思って、マナー違反承知で長いコメントしたのですから。)

ニキタ・マガロフ(Nikita Magaloff)に変更してもらって光栄。

また、他の方のコメントも有力な情報などが寄せられて素晴らしいです。
| 静流 | 2011/06/16 8:50 PM |

静流さま、ご配慮ありがとうございます。実は返信のコメントがはいらなくって困ってました。(笑)

マナーを心得てくださるばかりか、記事を格上げしてくれるコメントなどありがとうございます。
| 楓 | 2011/06/16 8:54 PM |

makiへ

よかった!コメントありがとう!maki、ごめん、あんまり字数使えないようなので、今度ゆっくりメールします。ラ・カンパネラの記事は、makiのコメントで検索アップしたみたいですぅ!
| 楓 | 2011/06/16 8:58 PM |

mari ちゃん、こんばんわ。とっても凄い情報ありがとう。さっそく記事に追加させていただきました。なかなか返信できなくてごめんなさい。今日ようやくコメントがはいるようになりました!ブゾーニ編曲版のリストのラ・カンパネラ、最高ですね!
| 楓 | 2011/06/16 9:00 PM |

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