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画家 ヴィルヘルム・ハンマースホイ オランダ黄金時代の絵画、エナムルのファッションフォト、シャネルの広告



Vilhelm Hammershøi  Interior with a Lady Reading


私は、ドイツやデンマーク、オランダなどの画家の作品ってあまり興味をひくものがないんですね。フェルメールの記事「窓辺で手紙を読む女」もようやく書いたものでした。(苦笑)



フェルメール 窓辺で手紙を読む女 1657 ドレスデン国立美術館
ヴィルヘルム・ハンマースホイ  本を読む女 1900ストックホルム国立美術館


alei がレンブラントピーテル・デ・ホーホサミュエル・ファン・ホーホストラーテンヘラルト・テルボルフを連続して記事を書いていた頃、レンブラント以外は名前を知らないほどでした。

追記 ブレズゲーゼ25番地

Vilhelm hammershoi - Interior with Plant. Bredgade 25, 1911, Malmo Art Museum, Malmo, Sweden

室内、ブレズゲーゼ25番地 1911 
こちらは マルモ美術館所蔵 


ここは1910年から3年間だけ暮らしたブレズゲーゼ25番(Bredgade 25)の室内です。とても貴重な作品です。もともとマルモ美術館にあったこの作品は、オーフース美術館に寄贈されたのか委託なのかわかりませんが、ただ作品画像はテーブルの下の部分を削除されているだけのようなので、同じ作品と思われます。
 

Stue, Bredgade 25, 1911(ARoS Aarhus Kunstmuseum, Aarhus),Stue. Fløjdørene står åbne. Værelse med lukket klaver. Over dette et stik. I forgrunden mahognibord 1911 (Bruun Rasmussen)

室内、ブレズゲーゼ25番地 1911 アロス・オーフース美術館
室内(リビングルーム) 開かれた扉、閉じられたピアノ 1911


ご紹介の「本を読む女」、そして追記でアップしたアロス・オーフース美術館と個人所蔵(現在はオークションハウス ブルン・ラズムーセンに出品中)の2枚はブレズゲーゼ25番(Bredgade 25)の室内ですが、国立西洋美術館の「ピアノを弾く妻イーダのいる室内」も同じ室内です。






「ハンマースホイのために」 写真展  エナムル・ホーク
(C)Because of Hammershøi


Interior with a Woman Reading a Letter, Strandgade 301899

ヴィルヘルム・ハンマースホイ  室内で手紙を読む女 1899 個人所蔵





Johannes Vermeer - Woman  Reading A Letter, c.1657-1664, Rijksmuseum, Amsterdam

手紙を読む青衣の女 1662–64 アムステルダム国立美術館


Vilhelm Hammershoi - Ida Reading. Strandgade 30, 1909, Sonderjylland Museum, Kunstmuseet Brundlandslot, Aabenraa

本を読むイーダ(読むイーダ),ストランゲーゼ30番地 1909
セナーユラン美術館所蔵(センデリュラン美術館)


画像を大きくしてご覧いただくと、手紙ではなく本であることがおわかりになると思います。椅子とテーブルの位置はフェルメールの「手紙を読む青衣の女」と同じで、地図のかわりに扉。女性の位置は逆に立たせて向きも反対ですね。



そしてピーテル・ヤンセンス・エーリンハの記事をみて、ヴィルヘルム・ハンマースホイの作品を思い出したんです。「本を読む女」(本を読むイーダ)をです。イーダの奥の部屋にあるボウルは、ハンマースホイの室内に度々登場するロイヤル・コペンハーゲンのパンチ・ボウルです。

Vilhelm Hammershøi  A Woman Reading A Window

Vilhelm Hammershøi  A Woman Reading A Window


アルテピナコテークにある「読書をする女」の描かれている色をグレーや白に置き換えて、日常の生活の中で伝わってくる生活の積み重ねた形跡にもなる本や部屋履き、グラスやワインが日常の一部ではなく、「インテリア」として描いているのがヴィルヘルム・ハンマースホイ。



「ハンマースホイのために」 写真展  エナムル・ホーク
(C)Because of Hammershøi


ピーテル・ヤンセンス・エーリンハ、室内からその人物やその部屋を使用している人物たちの行動を描いているのですが、ヴィルヘルム・ハンマースホイは、すべてを整ったインテリアとして描いています。

ファッションフォトは、「ハンマースホイのために」からエネムル・ホークの写真。ゴルチェやラルフ・ローレン、マックス・マーラーなどのファッションで、ハンマースホイのイメージを捉えています。



ピーテル・ヤンセンス・エーリンハ 読書をする女 アルテピナコテーク
ハンマースホイ  陽光の中で読書する女性(ストランゲーゼ30番地)

Because of Hammershøi

「ハンマースホイのために」 写真展  エナムル・ホーク
(C)Because of Hammershøi


ヴィルヘルム・ハンマースホイの妻イーダはモデルで描かれているのですが、彼女も「インテリア」として描いている気がしてなりません。表情を描いていないからでしょうか?

ピーテル・ヤンセンス・エーリンハもヴィルヘルム・ハンマースホイも共通しているのは「後姿」です。二人の作品は「後姿の女性」が多く描かれています。ヘラルト・テル・ボルフの「父の叱責」 も「後姿」でしたね。

photographed by Enamul Hoque &  Hammershøis

Interior with a young woman sweeping. 1899
Vilhelm Hammershøi  The Hirschsprung Collection
掃除をする若い女のいる室内  ヒヤシュプルング・コレクション
Photographed by Enamul Hoque (エナムル・ホーク)


この「掃除をする若い女のいる室内」もピーテル・ヤンセンス・エーリンハを連想します。パリ市立プティ・ パレ美術館の「掃除をする召使」、エルミタージュ美術館の「オランダの室内」をです。風俗画として描いているわけではないヴィルヘルム・ハンマースホイの作品は、風俗的なものを払っているかのようです。

2人の画家の作品を比べてみると、ピーテル・ヤンセンス・エーリンハの作品は、人が住んでいる部屋を掃除しているようで、ハンマースホイの作品は、人が住んでいない部屋を掃除しているように見えます。

追記 ハンマースホイの「5人の肖像画 (ストックホルムにて) 1901」に描かれているカール・ホルスーウ(Carl Vilhem Holsøe)の作品、「本を読む女」は、とても多く残されています。



Vilhelm Hammershøi  Weiße Türen Offene Türen
白い扉、あるいは開いた扉 1905  デーヴィズ・コレクション


特にこの作品は、私にとっては歪んだ鏡に映った世界を描いている気がして、室内がムンクの叫びの背景に描かれた湾曲した渦巻きのような感じに思えて仕方がないのです。

ところがヴィルヘルム・ハンマースホイのこの作品をイメージさせるシャネルの広告があります。



Chanel 2009 Spring Ad Campaign




Chanel 2009 Spring Ad Campaign


2011年のシャネルの広告はピエール・ボナールを意識しています。ピエール・ボナールの花や樹木の色彩をすっかりモノトーンにかえていますが、モデルはボナールの作品と同じ位置についています。

この2009年は、「白い扉、あるいは開いた扉」の部屋を意識しながら、モノトーンの服に無表情なイーダにかわり、存在感を際立たせた仕上げになっていますね。
追記 シャネル(CHANEL)のプレス発表では、ryoーさんのアップした個人所蔵の「室内、ストランゲーゼ30番地」1909、オードロップゴー美術館所蔵の「陽光、あるいは陽光に舞う塵」(1900)、keiちゃんの記事の「ストーブのある室内」(1909)、そしてsaiがアップした個人所蔵の方の「室内 ストランゲーゼ30番地」(1905)が紹介されていました。
ヴィルヘルム・ハンマースホイ(Vilhelm Hammershoi)の記事はこちらもどうぞ。
XAI Vilhelm Hammershøi ヴィルヘルム・ハンマースホイ





| Reading Woman 読む女 | 19:42 | comments(2) | trackbacks(2) | pookmark |
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コメント
ハンマースホイの国立西洋美術館での「ヴィルヘルム・ハンマースホイ 静かなる詩情」展の記事が多くありますが、タイトルも制作年数も所蔵先も書かれていないものが多く、いったいどこにあるのかと思っていました。みなさんの記事をXAIさんからみて、情報を得ました。2008年以降、展覧会記事しか見当たらなく、それっきりの画家をリメイクして面白いです。
| 静流 | 2011/12/03 11:18 PM |

静流さま、メリー・クリスマス!いつもコメントありがとうございます。

>いったいどこにあるのかと思っていました<

国立西洋美術館での「ヴィルヘルム・ハンマースホイ 静かなる詩情」展の記事では、解説に重点を置いているようなので、案外と所蔵先は明記されていませんね。最近は美術館所蔵よりも、個人所蔵でオークションハウスでの出品も多く、ハンマースホイに限らず、カール・ホルスーウやピーダ・イルステズの作品も多く出回っているようです。

来年にかけて北欧の画家の記事を書くことになりました。(笑)

どうぞ良いお年をお迎えください。
| 楓 | 2011/12/24 10:57 PM |

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ハンマースホイのために (Because of Hammershøi ) 
ヴィルヘルム・ハンマースホイ 後ろ姿の女 1888 コペンハーゲン国立美術館 エナムル・ホーク 写真展「ハンマースホイのために」(C)Because of Hammershøi 作品記事リンク XAI Vilhelm Hammershøi ヴィルヘルム・ハンマースホイ ...
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