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ジョン・ダンカン 神話と伝承の人々の行進 「愛の仮面」

John McKirdy Duncan

オルフェウス、セメレー、プシュケ
(空にはクピドとプシュケ?それとも西風ゼフュロスとプシュケ?)

John Duncan Semele 1921 collected in Kemplays(Private Collection)

ジョン・ダンカン セレメ セメレー 1921 個人所蔵


新年の書初め記事でご紹介したジョン・ダンカンの「シバの女王」に続いて、「愛の仮面」をご紹介します。「シバの女王」と同じように左へ進行する人々。

下の二枚の作品をよくご覧ください。みなさまご存知の登場人物ですね。ギリシャ、ローマの伝承、神話に登場する主役たち。ここに描かれた彼らは、「愛」のために生きた人々。プシュケもいます。人間の彼女がクピドに嫁いだことは死だったのでしょうか。

二枚は「シバの女王」と同様に同じタイトルで同じ構図の作品です。

John Duncan  “The Masque of Love“ Aberdeen Art Gallery & Museums

ジョン・ダンカン 「愛の仮面」 アバディーン美術館

John McKirdy Duncan The Masque of Love Renfrew District Council Museum and Art Gallery, Paisley, Scotland The figures, Orpheus, Semele, Cupid and Psyche, Sappho, Francis of Assisi, Isolde, Elaine (carrying the shield of Lancelot), Hugh of Lincoln, Aucassin and Nicolette, Dante witnessing the vision of Paulo and Frencesca, Màgia Santi and her son, Raphael.

ジョン・ダンカン 「愛の仮面」 1921
レンフリュー地区評議会博物館・美術館(スコットランド)


き方は少々違いますが登場人物は同じです。最初の人物はオルフェウス。モローもルドンも描いていますが、ジョン・ダンカンは三連画にもオルフェウスを主題にしています。

オルフェウス(オルペウス)、セメレー、プシュケ、サッポー(サッフォー)、アッシジのフランチェスコ、イゾルデ、エレイン(エレーン)、馬に乗るのはランスロット?、リンカーンの聖ヒュー、オーカッサンとニコレット、ダンテといっしょに神曲でも有名なパオロとフランチェスカ、マージア・サンティとその息子ラファエロ(ラファエロ・サンティ)だと思われます。天使はミカエル?ガブリエル?

ここに登場する人物を、ジョン・ダンカンはそれぞれに描いている作品が他にもあるんです。

John McKirdy Duncan The Legend of Orpheus

ジョン・ダンカン オルフェウス伝説 1895 個人所蔵


「愛の仮面」の登場人物のプロフィールですが、オルフェウスは愛する妻を失い、冥府へ行きますが、後ろを振り返ったために連れ戻すことができなく、最後は神の怒りによって女たちに八つ裂きにされ死にました。セメレーは、へーラーの計略にかかり、愛するゼウスの灼熱の閃光で絶命します。人間のプシュケはクピドのために冥土へ行き、最後はクピドの花嫁になります。サッフォーは失恋から身を投じます。アッシジのフランチェスコはキリストの模範となる聖痕を受け苦行と宣教の末に亡くなります。

イゾルデは「トリスタンとイゾルデ」で、愛されたイゾルデと愛されなかったイゾルデがいますが、こちらは愛されたイゾルデ。トリスタンの命は救えませんでした。リンカーン(リンカン)の聖ヒューは子供の殉教者として有名です。チョーサーのカンタベリー物語にも登場し、バーン=ジョーンズが作品に描いています。オーカッサンとニコレットはハッピーエンドの物語。数々の試練を抜けて結婚する二人の物語。

ランスロットに恋をしたエレーンは、呪いをもろともせず命を懸けて小舟で城を出るのです。シャロットの姫君とよく似た物語。ダンテ神曲地獄編の「パオロとフランチェスカ」はオペラでも二人の悲恋が主題になっていますが、兄嫁との恋は兄によって惨殺されます。マージア・サンティとその息子ラファエロが描かれています。聖母子像でも絶賛されるラファエロ。ラファエロが8歳のときに母マーギアは亡くなります。

「愛の仮面」、どんな寓意が込められているのでしょう。

 John McKirdy Duncan Tristan and Isolde 1912 City of Edinburgh Council

ジョン・ダンカン トリスタンとイゾルデ(部分) 
1912 エディンバラ市会議所 全体像はクリックで!


オルフェウスと同様に単体の主題作品です。「トリスタンとイゾルデ」はラファエル前派のような雰囲気もありますが、ギュスターヴ・モローと同じく象徴主義の画家とされています。

「愛の仮面」の最後にラファエロが登場。

ラファエル前派は、このラファエロを基準に、ラファエロ以前の芸術を示しますが、なにかなぞられている気がします。

画家ジョン・マカーディー・ダンカン(1866-1945)は、ケルト文化復興運動に興味を示し、起源はケルトの説話にあたる「トリスタンとイゾルデ」を描いたのもそのせいでしょうか。アーサー王物語に取り込まれますが、ラファエル前派とは少し趣向が違う気もします。

RSA(ロイヤル·スコティッシュ·アカデミー)のほか、RSW(ロイヤル・ソサエティ・ウォーターカラリスト)でいわゆる水彩画家のメンバーでもあったようです。ジョージ・ヘンリーと同じ時代の人なんですね。

ジョン・ダンカン記事リンク
XAI  ジョン・ダンカン 遊びの園

 

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| RE+nessance | 2013/03/13 8:08 PM |