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ハノーヴァー朝 英国の美少女姉妹たちとオースティンの姉妹たち


Thomas Gainsborough (1727-1788), Elizabeth and Mary Linley-The Linley Sisters. 1771-72, probably partly repainted. 1785 The Trustees of Dulwich Picture Gallery




ハノーヴァー朝は、ジョージ1世からジョージ4世までが統治したイギリスの王朝です。ジョージ3世(1760年 - 1800年)の時代、フランスの王妃マリー・アントワネットが嫁いだのが1770年。

この時代、英国の美女たちが大活躍。アントワネットとも親交があったデヴォンシャー公爵夫人ジョージアナ・キャヴェンディッシュ(1757-1806)がいます。そしてジョージアナと親友で、夫の愛人でもあった美しいエリザベス。

記事 デヴォンシャー公爵夫人ジョージアナ・キャヴェンディッシュ

さて、こちらに描かれている二人の女性はリンリー姉妹。作曲家トマス・リンリーの娘たち。長女のエリザベスはリチャード ・ ブリンズリー ・ シェリダンと結婚。トマス・ゲインズバラの描いた「リチャード ・ ブリンズリー ・ シェリダン夫人」というのが、この左側に立っている18歳のエリザベスです。

記事 トマス・ゲインズバラ(Thomas Gainsborough)



 

Jane and Cassandra by Jane Odiwe’s watercolour

ジェーン・オースティンと姉カサンドラ
ジェーン・オディウィの水彩




さて、このリンリー姉妹の肖像画は、ジェーン・オースティンの本の表紙にもよく使われています。彼女の小説は、ほとんどが姉妹を中心にした読書の好きな家族の団欒とゴシップと姉妹たちの結婚の物語。

ふとですね、ジェーン・オースティンの「高慢と偏見」で次女にエリザベスという名をつけたのは、このリンリー姉妹からとったのかと思ったのです。そして姉妹たちの名前はこのリンリー姉妹のほか、ハノーヴァー朝に多かった美女たちの名前ではないかと。

長女はジェーン・ベネット (Jane Bennet)、ヒロインの次女はリジー (Lizzy) と呼ばれるエリザベス(Elizabeth)、三女はメアリー (Mary)、四女はキティ(キャサリン) (Kitty〔Catherine〕)、リディア (Lydia)です。



Jane Austen:Lydia Bennets Story by Jane Odiwe

ジェーン・オースティンの高慢と偏見
ジェーン・オディウィのリディア・ベネットの物語




たとえば長女はオースティン自身、三女のメアリーはリジー姉妹の妹メアリー、キャサリンこと四女キティは、キャサリン・マリア・フィッシャーことキティ・フィッシャーから命名したのではないでしょうか?

次女リジー (Lizzy)は五女リディア (Lydia)の駆け落ちに心を悩ますのが後半の最後のゴシップですが、実はトマス・ゲインズバラの描いた「リチャード ・ ブリンズリー ・ シェリダン夫人」ことエリザベスは、劇作家リチャード ・ ブリンズリー ・ シェリダンと駆け落ちしているんですね。1772年の3月のこと。そしてリディアがそうだったように、父親の承諾を得て結婚したのです。

のちにリチャードはデヴォンシャー公爵夫人ジョージアナの後押しもあって議員にもなり、劇作家としては、エリザベスと死別したあとに成功します。。

オースティンは1796年から1797年の間に「最初の印象」というタイトルで「高慢と偏見」(自負と偏見)は書かれました。

作家のサマセット・モーム(1874-1965)が、「どの作品にも大した事件は起こらない。それでいて、あるページをめくると読み終えると、さて次に何が起こるだろうかと急いでページを繰らずにはいられない」とオースティンの小説を評言しています。

そのジェーン・オースティンの記念切手の1枚。「高慢と偏見」です。ダーシーの肖像画に見入るエリザベス。これまでの彼への偏見が親愛に変わっていることをこの肖像画の前で気づくのです。

私としてはオースティンの小説をそれほど面白いとは思わないのですが・・・、娯楽小説としては楽しめると思います。

どちらかといえば若い女性たちの教訓書でもあり、「高慢と偏見」の中で、ヒロインのエリザベスが、後半で誤解していたダーシーに対して見直す場面と申し訳ない気持ちが、「人」としてこれほど完璧に悔やむ心理表現が上手いわぁ〜と思いますが。

そういう意味では人々の共感を呼ぶ作品だったのではないでしょうか。誰でも知っている近所のゴシップと誰でも知っている人間性に親しみがもてるような小説。

きっと登場人物が、自分の周囲の人々、あるいは自分自身に重ねられ、なおかつみんながハッピーなで、幸せな気分で終わるのがいいのかも・・・。

「高慢と偏見」のエリザベスですが、最後には裕福なダーシーと結婚が決まります。

このジェーン・オースティンの小説は精神的なものよりも物質的なものへ偏りがあるとされているのが、ダーシーのような「ジェントリ階級」との結婚ですが、それをジョン・ロック(John Locke)の思想の縮図として、「社会契約論」と「経験論」をたとえています。

記事 ジェーン・オースティン 「高慢と偏見」出版200周年

ノーサンガー僧院(ノーサンガー・アベイ)では、やはりキャサリンの成長はヘンリーという女性を成長させる男性が登場します。子沢山の家庭のやせっぽっちの女の子キャサリンが裕福で博識な聖職者ヘンリーと結婚。

特にこの物語では、ジェーン・オースティンがフランシス・バーニー(ファニー・バーニー)の「エヴェリーナ」、マライア・エッジワースの「ベリンダ」と同様に作家自身の公言の場面があります。「セシリアだったかカミラだったか、ベリンダだったかしら。」

これはジェーン・オースティンの読者への謎々かもしれませんよ。

記事 ノーサンガー僧院 ヴェラ・ナザリアンのコラボ本とアンナ&エレナ・バルブッソの挿絵本(2012.11.09

私の予想した答えは、私の別ブログの記事 のマライア・エッジワースのご紹介の最後にくわえています。



Elizabeth Gunning and Maria Gunning,National Portrait Gallery

エリザベス・ガニング、マリア・ガニング
ナショナル・ギャラリー




もう一組の美女姉妹をご紹介しましょう。ジョージ2世時代の姉妹。

ガニング姉妹です。妹のエリザベス・ガニング(1733-1790)は貧しい家に生まれましたが、のちにその美貌でエリザベス・ハミルトン ダービー伯爵夫人となります。姉のマリア(1733−1760)もアーガイル公爵夫人として有名になります。

この姉妹、実はエリザベス・リンリーの夫リチャード ・ ブリンズリー ・ シェリダンの父親が監督するダブリン王立劇場で女優として働いていたのですね。すごいつながりですぅ。

さてジェーン・オースティンの魅力、もう少し探ってみようかと思っています。本を読み直して。そうするとaleiがジョン・ロックの思想を例えているように、saiがキリスト教に言及がないといわれているけれど、裏をひっくり返せば聖書の例えが覗いているというのが見えてきそう。

追記 さっそくTBありがとう! 究極の比較と宗教発見ですね!
記事 分別と多感 ダッシュウッド姉妹とサドのJJ姉妹


「高慢と偏見」について。

私はやっぱり「高慢と偏見」は好きじゃありませんでした。たぶんヒロインに共感するものが見当たらないのです。たしかに人物描写はとても優れています。近所の経験豊かな叔母さまたちの噂のネタように。

「高慢と偏見」は高慢がダーシーで偏見はエリザベスというところでしょうが、私にとってはエリザベス自身が「高慢と偏見」の女性だと思うのです。読んでいて彼女の言葉に意地の悪さや意地の悪い見方をしていて、ちょっと不愉快です。

人を見る目が確かだと自惚れているエリザベス。あとでそれは違ったと猛反省はいたしますが。

ジェーン・オースティンのヒロインの中で、エマとエリザベスはあまり好きではありません。

マンスフィールド・パークのファニー、分別と多感のエリナーが好きです。エリナーの妹のマリアンは過剰すぎますが、彼女の言葉はとってもわかる気がします。

追記 記事 Dear, dear Norland マリアンの嘆き 「分別と多感」第5章 皮肉な人生

そして「説得」のアン・エリオットですね。


| Books & Writer | 22:44 | comments(0) | trackbacks(1) | pookmark |
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分別と多感 ダッシュウッド姉妹とサドのJJ姉妹
やっぱり彼女もジェーン・オースティンをさほど気に入ってなかったんだ。と思った。記事 ハノーヴァー朝 英国の美少女姉妹たちとオースティンの姉妹たち僕はアンチ ジェーン・オースティンだから、僕的に楽しもうとするならば、何か究極な理由づけがほしいので、あえ
| RE+nessance | 2013/04/25 11:01 PM |