色バトン ピンクのマイセンクオリティ
2006.10.07 Saturday
XAIからの色バトンで「ピンク」に譬えてもらいました。ありがと!そのピンクにちなみ、このテート・ア・テートでバトン。ローズピンクのこのうえもない可愛らしさ。
さて、色バトンの質問に答えていきますね。好きな色は?→「ローズピンク」、嫌いな色は?→「黄色」、携帯の色は何色?→「白」、あなたの心の色は何色ですか?→「透明」、回してくれた人の心の色は?→「白」です。
ローズカラーのピンク・ポーセリンシリーズといえば、1835年創業のチェコの伝統工芸ボヘミア磁器ブランド「ショドフ」が有名です。でも、このセットはショドフのピンク・ポーセリンシリーズとは、ちがいます。マイセン クオリティ 、マイセンスタイルと称される模作品。マイセン窯ではなく、別な窯であるということです。模作の多くは19世紀〜20世紀初めにチェコのボヘミア地方の小窯で作られたものも多く、このテート・ア・テートは紛れもなくマイセンクオリティ。(笑)
マイセンは、ご存知のように1710年に創設されましたが、ボヘミアのドイツ人・チェコ人にもすぐに波及し、ブジェゾヴァー(ヒルケンハンマー)、ショドフ(ホドフ)、ブルーの装飾で有名なドゥビー(アイヒヴァルト)、フィギュアで有名なドゥフツォフ (ドゥックス)などがあります。1918年に、ドイツから独立しチェコスロバキアとなったのですが、このテート・ア・テートがつくられた1850年は、政治的にも隣接するドイツは、名窯であるマイセンからの職人の出入りがあったのかもしれませんね。
K.P.Mというと王立磁器製陶所をさしますが、ベルリン窯のカーペーエムの職人はマイセンから選ばれていますね。ドイツの歴史や文化は、必ず陶磁器がでてきます。おすすめは、ヨーロッパ陶磁器の旅―ドイツ・オーストリア篇(浅岡 敬史)、欧州陶磁紀行―マイセン|ウェッジウッド|セーヴル(南川 三治郎)、洋食器の事典―世界の一流食器コレクション(成美堂出版)など、楽しく読めますね。
さて、美しいローズピンクと豪奢なゴールドのテート・ア・テート。これはチェコがボヘミアと呼ばれていた時代のもの。ミュシャの描いた「スラブ叙事詩」にでてくるフス戦争が思い出されます。写真はマイセンの花鳥図。ヘロルトの時代のもの。アンティークの陶磁器は、歴史上の人物や当時の芸術家達を知るきっかけになりますね。
マイセンやKPMのプラークには、画家の作品もあり、アルテマイスター美術館は、ルーベンスやフェルメール、レンブラントなどの作品とともに、「マイセン」も展示されています。ちなみにショドフでは、ミュシャのフラワーベースなども販売しています。さてマイセンに関する書籍は、数多くあります。マイセン―秘法に憑かれた男たち(ジャネット グリーソン, Janet Gleeson, 南條 竹則)、マイセン様式の絵付技法とその変遷(バーバラ フリューゲル, ウレ シュミット・イーバッハ, Barbara Flugel, Ulle Schmidt Ibach, 斎藤 慧子)、マイセン磁器(国立マイセン磁器公団史料編纂室)なども参考になりますよ。
最後です。「次の6つの色に合う人を選んでバトンを回して下さい。」
赤、青、オレンジ、ピンク、黒、白ですか。青をMAKIに、ピンクをAKIさんにバトン。赤、オレンジ、黒、白は、ゲストさんへ。


























