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花の女神フローラ フロラリア祭 Floralia



Fresco painting of Flora 大英博物館所蔵
ネットでポスター、ポストカードも販売


紀元前238年、あるは241年に干ばつが続き、巫女の書?→シビラの書(Sibylline Books)によると、花と豊饒の神フローラの崇拝するための神殿をたてたそうです。
Servius et sa réception de lAntiquité à la Renaissanceこんな本もおすすめです。

Servius et sa réception de l'Antiquité à la Renaissance

どんな本を読むかはたくさん読んでくださいね。こちらは、表紙が好きで購入。
アベンティーノ(アウェンティウス)の丘の神殿。そこは古代ローマ遺跡チルコ・マッシモ(キルクス・マクシムス)のすぐ近くで、4月28日に捧げられたのがはじまりです。

記事 レオナルド・ダ・ヴィンチ 花の女神フローラ
アウェンティウスの大祭壇っていうのはウェルギリウスの「牧歌」にでてきますが、同じ丘でしょうか?

そうしてクイリナーレの丘には2つめの神殿が建てられました。実際にはフロラリア祭は紀元前173年頃かららしいですよ。



Flora by Tiepolo


供物には野生の豆や菫は欠かせないものだったらしいです。お豆といえば、アプロディーテーからエロスへの愛の試練という名目で、プシュケは「豆の選別」などにも耐えましたが、「豆」は重要な供物なんでしょうかね。

記事 クピドとプシュケ
オウィディウスは豊饒と花の女神に二つの側面を、この祀りにあると言っています。ひとつは干ばつの恵みの豊饒ですが、男女の出産をあらわしているということなんですよ。
Fasti (Penguin Classics) Kindle版こんな本もおすすめです。

Fasti (Penguin Classics) [Kindle版] ※Ovid (著) , Anthony Boyle (翻訳, 序論), Roger Woodard (翻訳, 序論)

オウィディウスの祭歴です。表紙は大英博物館所蔵のフレスコ画のフローラ。
このフロラリア祭の供物や飾り物は、この花と豊饒の女神の崇拝の意味が込められています。

記事 花の女神フローラ 祝祭フロラリア



Flora by Rosalba Carriera


リンク先の記事の祭りの意味を考えると、ボッティチェリが「プリマヴェーラ」でクロリスが西風ゼピュロスに犯されて、花の女神フローラに変身して、その姿が妊婦のように描いているのもわかるような気がしますね。

記事 ボッティチェリ La Primavera 「プリマヴェーラ(春)」  ダンテの神曲の楽園説
フローラの花々で、とくに重要なお花が12あります。それはすべてギリシア神話に基づくお花の由来で、みなさんもご存知のものです。

アネモネ、アスター、クロッカス、ヒヤシンス、アイリス、リリー、そして水仙、蘭、ピオニー、薔薇、向日葵、菫ですね、



Zephyr Crowning Flora by Frederic Schall


こちらは西風ゼピュロスとフローラです。フローラはこの地球上の植物すべての生命の女神となりました。

搾りたてのミルク、花と蜜蜂はフローラから私たち人間への贈り物とも言われています。彼女からの贈り物はこのお祭りにも供物として捧げられます。

古代民族サビニ人(サビーニ人)の言葉で純潔を意味する「februa」は、フローラが2月という月に名づけたとも言われています。

さて肖像画の婦人を女神フローラに見立てて描いているものも多くあります。



Saskia as Flora by Rembrandt


画家エリザベート=ルイーズ・ヴィジェ=ルブランもそうした肖像画を描いていますが、レンブラントもその一人。

エルミタージュに並ぶレンブラントは東洋趣味を好んだ肖像画がいくつかあります。妻サスキアがフローラに重ねて描かれている作品もそのひとつ。

春と美の女神フローラ。 レンブラントは身近な人々を聖書や神話、伝説上の人物に扮装させて描くことをこのんだようですね。

シェイクスピアのオフィーリアに関して、「花の女神フローラ」をも象徴しているという「女性の生殖」を表すオフィーリア。19世紀「世紀末」の作品には狂乱の花のオフィーリアが描かれているとおりです。次の記事をお読みください。

そこには水と女性の死を象徴する「オフィーリア・コンプレックス」、「精神の病弱と清らかさ」を象徴する「オフェリア幻想」にも及んでいます。

こちらの記事をごらんください。
オフィーリア 水の精 花の女神
そろそろ過去記事オフィーリアも更新をかねて、つぎの2記事をご用意しています。それは5月にでも。

最後です。

オウィディウスの「祭暦(Fasti)」にあるクロリスの言葉。

記事 4月の寓意 オウィディウス「祭暦」 から
「I, called Flora now, was Chloris」からはじまるクロリスが語った全文邦訳です。わかりやすいように原文にない言葉もはさんでみました。

いまではフローラと呼ばれる
私のかつての名はクロリス。
ギリシアでの名がラテンの名で
呼ばれるようになったのです。

クロリスとよばれたあの時代、
聞き及んでいることでしょうが、
幸運な人々の住む
あの至福の国の妖精でした。

おこがましいでしょうが、この恵まれた美しさのため、
私の母は神を息子にもつことができたのです。

さまようように歩いた春の日の私
ゼピュロスの目に止まったのです。
逃げる私を追いかけて、それも強い力で。

彼の兄弟北風ボレアースが
アテナイの王エレクテウスから
王女オーレイテュイアを略奪したときのように。

彼は力づくの償いに
花嫁の名を私に与えたのです。
いまは何ひとつ不満はなく。

永遠の春に住み、燦燦と輝く季節
樹木には葉が繁り、緑の大地

そして結婚の標しに実りの庭。
そよ風があおぎ、春の水が灌漑としているのです。
夫はこの庭を豊かに育て
「花の女神の愛に任せて」と言いました。

希望にもえて花の色、
花の種類を調べてみても
枚挙にいとまがないのです。

葉から零れ落ちる滴、
さまざまな草花が陽の光で暖められ
彩られた衣を纏った時の女神ホーラが立ち寄り
私の贈り物を籠に摘んでゆくのです。

そこに美神たちは花輪を編み、編んだ花冠を
その天の国のもののような貴い髪へ結びます。

T. P. Wiseman
コメント:表紙はジョヴァンニ・バッティスタ・ティエポロ。ローマ神話はウェヌス(ヴィーナス)、花の女神フローラも、ギリシャ神話と同じ物語。

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コメント:フローラといえば、ボッティチェッリ。オウィディウスの「祭暦(Fasti)」の表紙です。

| ローマ・ギリシア神話 | 22:09 | comments(2) | trackbacks(2) | pookmark |
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| - | 22:09 | - | - | pookmark |
コメント
子供の学園行事、花の祭り、フロラリア祭りについて知りたくこちらのサイトにたどりつきました。本当に美しいのでうっとりしてしまいました。フロラリア祭りの掲載のお写真が全て乗っているような画集があるのでしょうか。そんな画集、できましたら日本語で、探したいと思います。それとも一つ一つ管理者様がお調べになり、いろいろな洋書などから集められて掲載されていらっしやるのでしょうか。フロラリア祭りの何かおすすめの画集などございましたら是非教えてくださいませ。
| keiko | 2013/09/30 10:15 AM |

keikoさま、ようこそいらっしゃいました。

フロラリア祭にご関心をお持ちになられたのですね、息子はの幼稚園時代はお釈迦さまの花祭りだったのですよ。

さてご質問です。フロラリア祭の画集という画集を利用しているわけではなく、画家の画集です。こちらで掲載した画家はジョヴァンニ・バッティスタ・ティエポロ、ロザルバ・カリエーラ、ジャン=フレデリック・シャール 、レンブラントたちです。さまざまな画家たちの画集を観読されると、花の精フローラ、フロリア祭のウェヌス(ヴィーナス)を必ず巨匠たちは描いていますが、詳しい説明が必要であれば、オウィディウスの「祭暦(Fasti)」をお読みになれれてくださいな。

ちなみに私は画家別の画集のほかに、グロリア社の美術全集がありますが、こちらは50年前位のアメリカの出版社のもので、すでに絶版になっております。
| 楓 | 2013/10/01 9:11 AM |

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オフィーリア 水の精 花の女神
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